「集中ドアロック」を警戒せよ
駐車場の死角に要注意 |
年数の経った車や軽自動車のスタンダード仕様には装備されていない場合もありますが、便利なため集中ロックを後付けで装備している場合もあります。また、車のドアを開けようとしているときに、刃物を突きつけられて、というケースもあったようです。
集中ドアロックであっても、車を離れるときには、すべてのドアがロックされていることを確認することを忘れてはいけません。車上狙いや車の盗難被害も発生しています。集中ドアロックが装備されていない車を使っている人は指差し確認するくらいの警戒心を持つようにしましょう。集中ドアロックが装備されている車では、特に乗車前に鍵を開ける際には車の周辺に不審者がいないことを確かめましょう。
防犯ブザーを携行せよ
十分な照明や監視カメラが設置されていたとしても、必ず死角があるはずです。車を止めるときは、出入りに便利だからという点からだけでなく、安全を重視した場所を選びましょう。とはいえ、場所を選べないときのことを考えて、夜間など自分が利用する時間帯の危険レベルに応じて、安全武装するようにしましょう。安全のために、女性(高齢者や男性でも)は「防犯ブザー」を必ず携行するようにしましょう。万が一の際、大声が出せなくても、ブザーで大きな音を出すことができるのです。駐車場に近づく前に手に防犯ブザーを持って歩き、周囲をよく見回すようにするといいでしょう。さらに、小さな懐中電灯を持ち、周囲の車の陰や暗がりなどに不審者がひそんでいないか見てみましょう。
懐中電灯だけでは不審者がいた場合に不安もあります。防犯ブザーと一緒に持つといいでしょう。防犯ブザーもハンディサイズの懐中電灯も、安価で携行するのに便利です。ちなみにガイドは、長さ7.5センチ、幅2.5センチ、厚み1.5センチの米国製の強力なライトをキーホルダーにつけて携行しています。駐車場で強盗被害に遭わないために、こうしたグッズを持つことをおススメします。