金送れ詐欺?
さらに、「預金口座等不正利用防止法」が施行されて以来、あやしい預金口座は凍結されたり、強制解約させられるなどしてきているせいか、「現金書留で送るように」という手口まで出てきています。「振り込め詐欺」よりも「金送れ詐欺」とでも言えそうです。こうした「詐欺」に対しては、詐欺の手口を知り、万一電話や葉書、メールなどが来ても、動揺せず真偽を確かめて、絶対にお金を振り込んだりしない意思を持つことが最善の防御策です。一番の対処法は無視することである点はこれまでの振り込め詐欺対策と変わりません。
「何の懸賞か?」「どこの主催か?」「なぜ賞品を送るのに費用がかかるのか?」など、不審な点はたくさんあります。「アトランダム(無作為)の懸賞に当たった」と言われても、先に費用を払わせようとしたらおかしい、と気づきましょう。元々、手元にない自分の物ではないものですから、断っても何の損にもなりません。むしろ、お金を振り込んでしまえば丸々損になるのですから、「当たった!」と喜んでいないで、よく考えてみることです。
ネット上では気をつけて!
カギのマークをチェックして! |
※SSLとは、インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコル(コンピューター間で、データをやりとりするために定められた手順・規約。信号の電気的規則。送受信の手順など。通信規約)のことです。これによりデータの盗聴や改ざん、なりすましを防ぐことができます。画面上にカギのマークが表示されて、URLがhttp://・・から、https://・・・に変わります。画面のURLを確認しましょう。
その他、インターネット上でアドレスを公開している人は、どうしてもこうした「当選メール」が来ることは避けられないようです。来ても開かず、削除してしまいましょう。「ウマイ話」にいいことなどありません。無視するに限ります。不審な問い合わせなどで不安な場合は、お近くの消費生活センター等に相談することです。
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