被害者の年齢
~19歳が1,597人(約9.5%)20~29歳が6,871人(約40.9%)
30~39歳が4,444人(約26.4%)
40~49歳が2,178人(約18.0%)
50歳以上が1,718人(約10.2%)
行為者の年齢
~19歳が348人(約3.5%)20~29歳が2,833人(約28.4%)
30~39歳が2,862人(約28.7%)
40~49歳が1,835人(約18.4%)
50歳以上が2,089人(約21.0%)
となっており、被害者の大半は20代から30代で、行為者は30代と20代がほぼ同数となっています。傾向としては、被害者は若い女性が多く、行為者はどの年代にもいるということが言えるでしょう。
動機は先に述べた以外に、精神障害(被害妄想を含む)、職場のトラブル、商取引上のトラブル、その他の怨恨の感情、その他(金銭問題、子供の親権問題、いたずら目的等)があります。動機が不明なものもあります。
ストーカー被害者と行為者(判明しているものに限る)の関係
交際相手(現、元含む)7,350件、約51.7%配偶者(現、元、内縁関係を含む)1,949件、約13.7%
と、恋愛関係にあったものだけで約65.4%を占めています。
被害者と面識のない者
1,402件約9.9%、全体の約90.1%が被害者と面識のある者による行為となっています。ただし、東京、大阪、横浜、福岡などの都市部においては面識のない者による比率が他の地域に比べて高いことは、ガイド記事「都市型ストーカーとは?」において記述しておりますのでぜひご参照ください。警察ではストーカー行為の被害者が、その被害を自ら防止するための援助を受けたいと申し出て、それが相当と認められれば、そのための措置の教示、その他必要な援助を行ってくれます。
援助の実施内容
・防犯ブザー、電話録音装置、防犯ビデオカメラ等の被害防止物品の貸し出し
・被害を自ら防止するための措置の教示(具体的な防犯対策を教えてくれる)
・被害防止交渉に関する助言
・被害防止交渉場所としての警察施設の利用
・被害の防止に関する活動を行っている組織の紹介
などとなっています。
事態を解決するために、様々な手段があるのです。情報と知識を得て、有効に活用しましょう。泣き寝入りや一方的に被害をこうむるだけの弱者のままでは、人生がつまらないものになってしまいます。積極的に立ち向かって生活の平穏を取り戻しましょう。
関連ガイド記事
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『真夜中の待ち伏せ』
『ひとり暮らし安全マニュアル』
『父が娘に読ませたい「安全作法」』
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