防犯/防犯関連情報

火事場泥棒を許すな!自分の身を守るのは自分! 災害後の悪質犯罪から身を守れ!(3ページ目)

災害後の極限状態ともいえる荒廃した場面では「無法地帯」となることが予想されるので、徹底的な自己防衛の準備が必要です。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

リュックサック=非常持ち出し袋のほかに、たすき掛けのできるボディバッグやストラップの長めのショルダーバッグなども同時に身につけられますから、貴重品も分けて携行するようにして、盗難被害に備えます。身体に直接貴重品を隠し持つことが出来るようなグッズも、海外旅行用品店などで揃っていますから、ぜひ今の内にチェックしておくことをおすすめします。要は貴重品は身につけて、出来れば被害を最小限に食い止めるよう分散して携行することです。

仮に昼間などの明るい時間帯に災害があったとしても夜は必ずやってきます。電気の復旧状況によっては真っ暗な被災地では、「無法地帯」のようになり、盗難以外の被害も予想されます。必ず地域の避難所に避難して家族や近隣住民、友人らと一緒に行動しましょう。また避難生活が長引けば、ストレスが溜まり、犯罪の引き金にもなりえます。女性やこどもは身の安全をはかり、強姦などの被害を受けないように万全の備えをしておきましょう。

高齢者も体力の違いから暴行されて強盗被害を受けることも考えられます。自分の何が狙われるか、考えて行動するようにしましょう。防犯ブザーやホイッスル、催涙スプレーなども非常持ち出し袋に用意しておくとよいでしょう。「泣きっ面に蜂」とならないよう、無事で乗り切ることが出来るように、日頃からの心構えと万全の準備を怠りなく、自分の身を守るのは自分しかいないと肝に銘じておきましょう。
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