女性の薄毛・抜け毛/頭皮ケア・顔ヨガのススメ

そのカン違いが女性の髪と頭皮を危険にさらす!?(2ページ目)

髪は女性らしい美しさを引き立てるのに重要な部分です。でも、正しい知識に基づいてヘアケアをしないと、マイナスになってしまうこともあります。2009年のはじまりは、髪と頭皮に関するカン違いを正しましょう。

執筆者:All About 編集部

カン違い4:抜け毛は100本以内なら大丈夫

女性の抜け毛
抜けた髪が細いかどうか、チェックして!
頭髪は10万本といわれており、ヘアサイクルの休止期は約15~20%、退行期は1~3%、成長期は60~70%といわれています。つまり、1日90本から120本くらい抜けるのは自然現象というわけです。

ただし、抜けている毛が産毛のように細い髪だったら、100本以内でも要注意。成長期にある髪が抜けており、薄毛になる危険サインです。女性の場合、円形脱毛症などが疑われます。ブラッシングやシャンプーなどの際に、抜け毛をチェックしてください。

カン違い5:女性は男性用の育毛剤を使ってはいけない

男性用育毛剤を女性が使っても良い?
男性用の育毛剤を女性が使っても、成分的には問題ないのですが……
成分的にみると、女性が男性用の育毛剤を使っても問題ないと考えます。育毛剤の主な有効成分はミノキシジルで、血行を良くする効果がありますが、女性が使っても副作用はありません。

ただし、男性の頭皮は女性よりも皮脂が多く、刺激に強いとされ、男性用の育毛剤にはメントールやカプサイシンなどの刺激が強い成分が多く配合されています。女性が使うと刺激が強すぎ、かぶれてしまうなどのトラブルが起きることが考えられます。女性は、女性用育毛剤を使用するほうがよいでしょう。

カン違い6:ブラッシングは獣毛ブラシが一番!

ブラッシング
ダメージヘアの方は、ブラシ選びにご注意!
近年、女性誌などで特集され、ブラッシングが見直されています。ブラッシングは頭皮を刺激し、自然に出る脂を髪に伸ばす役割があり、良い習慣だと思います。しかし、ダメージヘアの方は注意が必要です。

ダメージヘアの毛髪は、キューティクルがはがれており、ブラッシングによる摩擦で余計にひどくなってしまいます。特に獣毛ブラシは摩擦が大きいため、ダメージヘアの方は使わないほうが良いでしょう。摩擦が少ないポリエチレン製や木製などで、先が丸く、密集していないブラシを使うことをおすすめします。

髪が濡れたままブラッシングするのも避けましょう。ブローの際、濡れた髪をほぐす場合は、コームやスケルトンブラシなど目の荒いものを使いましょう。また、ブラシが不潔になっていると、髪や頭皮に菌が繁殖してしまうことも。定期的にお湯ですすぎ、よく乾かしてから使いましょう。



いかがでしたか? 2009年も、髪と頭皮に関するさまざまな情報をお届けしてまいります。よろしくお願いいたします。
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