女性の薄毛・抜け毛/ダメージヘアの原因と対策

プロのヘアケアとホームケア、どこが違う?(2ページ目)

髪の傷みをすぐに改善したい──あなたなら、自分で何とかする? それともプロに頼む? 今回は、プロによるヘアケアとホームケアの違いについて、All Aboutヘアスタイル・ヘアケアガイドにお話を伺いました。

執筆者:All About 編集部

プロのヘアケアを活かすホームケア

結婚式のヘアケア
プロのヘアケアを活かすホームケアで、美しい髪をキープ!
では、プロによるヘアケアを活かすためには、自宅ではどのようにしたらいいのでしょうか? 引き続き、大島さんに教えていただきました。

トリートメントの回数を増やす

一番良い方法は、トリートメントの回数を増やすこと。通常の「シャンプー→コンディショナーもしくはトリートメント」にプラスして、洗い流さないトリートメントをブローの前につけるという方法です。

近年は、パーマまたはカラー、あるいはその両方を施している女性がほとんどなので、髪にダメージが蓄積しています。ですから、週1回のトリートメントでは、とても修復できないのです。ですから毎日、洗い流さないトリートメントを行うことで、プロのケアを長持ちさせることができます。

食生活を見直す

ヘアケアだけでなく、食生活も少なからず髪に影響を与えます。特に、近年は欧米化した食事により、髪も欧米化し、クセ毛の人が増えていると感じます。きれいな髪を維持するには、洋食よりも和食、ミネラルや鉄分、タンパク質を多く摂取するなど、普段の食事にも気をつかってください。

髪の質を重視する女性が増えている!

一昔前は、カラーやパーマで、見た目や形を変化させておしゃれを楽しむ女性が多かったのですが、最近はそれだけでなく、髪の美しさを生かしたヘアスタイルを好む女性が増えています。以前、All Aboutヘアスタイル・ヘアケアガイドサイトで「ヘアスタイルの好きな有名人」のランキングを行ったのですが、ベスト3は、黒木瞳、藤原紀香、松嶋菜々子でした。

このように、ダメージがないさらさらヘアでツヤ感があり、落ち着いたカラー、というヘアスタイルに人気が集まっているようです。そういう髪をめざして、集中ヘアトリートメントを行う方が増えています。私たちヘアスタイリストにも、見た目だけでなく、髪のダメージをなくし、髪質から改善することが求められているのです。

取材協力:GARDEN



今回は、 All Aboutヘアスタイル・ヘアケアガイドを務める大島 幸司さんにお話を伺いました。
プロにより、時間をかけて丁寧にトリートメント行うことは、美しい髪を保つためにはとても良いことです。せっかくのトリートメントやヘアスタイリングを活かすには、やはり健康な髪を生み出すことが重要です。そのためには、トリートメントと合わせて、プロの手で普段落としきれていない髪と頭皮の汚れを取り除くこともおすすめします。

プロによるケアとホームケアを上手に組み合わせ、美しい髪をめざしてください。
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