ニッケル水素充電池があればなにもいらない?

前ページまでは単純に撮影可能枚数のみを比較してきたが、ここではコストパフォーマンスを考慮に入れてみよう。

電池種類 2本あたり価格 撮影可能枚数 1枚あたり価格
100円ショップ
アルカリ乾電池
\52.5 3 \17.5
パナソニック
アルカリ乾電池
\236 24 \9.8
東芝
GigaEnergy
\257 188 \1.36
パナソニック
オキシライド乾電池
\257 171 \1.5
パナソニック
メタハイ2400
¥813.5 571 \1.42
三洋電機
トワイセル2300
\795 542 \1.46

『2本あたり価格』になっているのは、テストに使ったDSC-MZ1が単三電池を2本使うためだ。
非常に微妙な差ではあるが、GigaEnergyがトップに踊り出た。
ただし、2次電池は再充電が可能で使えば使うほどコストパフォーマンスがよくなることも忘れてはならないだろう。もちろん、充電池を利用する場合はさらに数千円はする充電器が必要になることも忘れてはならない。

また、充電池は使用する前に充電というフェイズが必要になる。
その一方で、一次電池は買ったらその場で使い始めることができるようになるという得がたい利点があることも覚えておくべきだ。

それぞれの乾電池にそれぞれの利点がある

テストの結果として、以下のような結論が導かれたといっていい。

・アルカリ乾電池
まず、アルカリ乾電池の利点はなんといっても入手製のよさだ。
コンビニでもキヨスクでも購入できるという利点はなによりも外しがたい。
また、昨今の単三電池を利用するデジタルカメラであれば、かなりの枚数が撮影できる。
100円ショップのアルカリ乾電池だけで充分というユーザーも少なくないはずだ。

・デジタルカメラ用一次乾電池
次にGigaEnergyやオキシライド乾電池のようなデジタルカメラ用として開発された一次乾電池。
これの利点はスタミナであることは確かだ。アルカリとは比べ物にならない撮影持続力がある。
よって、長い撮影が考えられる局面で利用するといいだろう。

たとえば一日中撮影するであろう運動会や、泊りがけの旅行といったシチュエーションで活躍するはずだ。
また、前述したように買ってすぐ使えるというのも充電池と比べたときに利点として挙げておくべきだろう。

・ニッケル水素充電池
そして最後にあらゆる局面で優秀な成績を見せたニッケル水素充電池。
短所としてイニシャルコストの高さが挙げられる。そこまで枚数を撮らないというユーザーも多いはずだ。
また、『デジタルカメラを使う前に充電する』という面倒さも弱点として挙げられる。充電器とセットでなければ力を発揮できないわけだ。

逆にいえば週に何回も、あるいは毎日デジタルカメラを持ち歩くというユーザーにニッケル水素充電池は向いている。使えば使うほど1回あたりのコストパフォーマンスがよくなる性質を持つためだ。

ガイドのおすすめはGigaEnergy

今回テストした中では、GigaEnergyがなかなかお勧めだ。
昨今のデジタルカメラであれば、一泊ていどの旅行には1セットで充分だろう。
単三電池を利用するデジタルカメラを持っているのであれば、一度使ってみていただきたい。
そのパフォーマンスに感心させられること間違いない。

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