テスト機は電池喰いデジカメとして知られているアレ!

それぞれの電池をテストするためのデジタルカメラに、三洋電機のDSC-MZ1を利用した。
知る人ぞ知る、『King of 電池喰い』のデジタルカメラだ。
発売された当時、「このデジカメで使うならアルカリは非常撮影用」とすら言われたほどだ。

しかし、発売されてからかなりの時間が経っている。その間、乾電池の進化は続いているわけで、このデジカメで長く撮影ができればその進化が本物だといえる。
ある意味、電池の能力を調べるのにこれほど適したデジカメはないといっていいだろう。

電力消費以外は、ある意味往年の名機と呼べるDSC-MZ1。

テスト環境はこのDSC-MZ1に256MBのコンパクトフラッシュを挿入し、フラッシュを常に焚き、かつ液晶ディスプレイは常時点灯している状態で、できるかぎりの枚数を撮影するものとした。
万一、コンパクトフラッシュで撮りきったら、そのまま「リフォーマット」をデジカメ側で行ってカウントを再開する。
撮れなくなったらその時点で撮影終了。

すべての乾電池をこのレギュレーションで試してみた。

100円アルカリは値段なりの成績

まず、100円ショップで売っていたアルカリ電池。DURABLEというブランド名がアレっぽい。
これをDSC-MZ1に納め、テストスタート。
なんと3枚でシャットダウン。
さすがだ(笑)>MZ1

ちなみに省電力を売りのひとつにしているパナソニックのDMC-LC33では、ほぼ同じ条件で209枚の撮影ができたことも付記しておこう。

金パナはそこそこに使える

次に金パナことパナソニック製のアルカリ電池。
こちらは24枚。枚数自体は少ないが、100円ショップのものに比べ8倍もの成績を見せた。
やはり、その底力は侮りがたいといえるだろう。
DMC-LC33を使ったテストでは567枚まで撮影できた。

気になるGiga Energy VS. オキシライド乾電池

次に東芝のGiga Energyを利用してみた。
デジタルカメラ専用で、他の用途には転用できないという乾電池だ。
それだけに期待できるというものだ。

半減したというサインが173枚目に出て、最終的な撮影枚数はなんと188枚。DSC-MZ1が熱を持ちはじめて慌てて扇風機の風にあてながらテストを続けたほどだ。
DMC-LC33はボディがプラスティック製ということもあり、熱暴走の危険があるためテストをパスした。

さて、こうなると俄然気になるのがオキシライド乾電池の成績だ。
こちらは半減サインが出るのが158枚、171枚撮影したところでシャットダウンとなった。
Giga Energyが17枚、約10%ほどの余裕を見せた。

さすがにGiga Energyはデジタルカメラ専用をうたっているだけのことはあるということか。
反面、オキシライド乾電池は汎用性がありながら、ここまでの撮影ができるということでもある。

ただし、この成績はあくまでもDSC-MZ1というデジタルカメラにおける撮影枚数にすぎない。
他のデジタルカメラでは異なる結果が出る可能性もあることは否めない。

さて、以上の結果を表にすると以下のようになる。

GigaEnergyとオキシライド乾電池のスタミナが際立つ

とりあえず、1次電池(充電ができないもの)の中ではGiga Energyが最高の成績を収めた。

次ページではニッケル水素充電池で同じテストを行ってみよう。

Page1 いろいろな電池、どれを使えばいいのか?
Page2 一次電池を試してみよう!
Page3 ニッケル水素充電池は脅威のスタミナ
Page4 買ってすぐに使える利点
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