サイバーなインターフェイスが目立つNew Exilim!

カシオのデジカメシーンへの華々しい復活劇となったEXILIM、そしてベストセラーとなったEXILIM ZOOMに続く第三のEXILIM。それがEXILIM PRO、EX-P600だ。
『圧倒的な薄型』をコンセプトとしてきたこれまでのEXILIMとは異なり、EXILIM PROはごっつく、そしてややカメラ的なフォルムを打ち出してきた。
……といっても、これまでのEXILIMと比べれば……であって充分にアヴァンギャルドなスタイルなのだが(笑)。
カシオ EXILIM PRO EX-P600
定価 オープンプライス
市価(2004年6月現在) 69,800円
発売日 2004年4月17日

写真を見ると、かなり大振りな印象があるが実際はさほどの大きさでもない。
ざっとEX-Z30/Z40と比べてふた回り半ほど大きくなっているといったところだろうか。
……と書くとかなり大きいような気もするのだが、これはEX-Z30/Z40がかなり小さいことを考えていただきたい。

これまでフラットだったフォルムは、凹凸のあるものに変更された。
また、メタルボディの表面処理は凝ったものとなっており、質感を保持してる。
安っぽくはないものの、くっきりと好き嫌いがフォルムであるのは確かだろう。

サイバーなEX Finderはけっこう実用的

使ってみてまず、なによりも印象に残るのがその液晶ディスプレイに表示されるインターフェイスだ。
これは"EX Finder"と命名されたカシオ独自のインターフェイスである。
はじめてみたときには少しばかりとっつきにくさを感じないではないが、実はかなり実用的なものとなっている。
特に被写体との距離が明示されていることで、マクロモードに移行すべきか否かというような場面で非常に役に立つ。

意外と実用的なEX Finder。このインターフェイスだけで買う価値があるかも(?)。

特にちょっとした小物や商品写真をサイト用に撮影する機会の多いユーザーにとって、かなり役立ってくれる機能だといえるだろう。
また、カラーは8種類が用意されており、被写体の色味に沈みこまないように考慮されている。
デフォルトのカラーのままEX Finderでオレンジの被写体を撮らなければならない……というようなことはない。
カラーの変更も上下カーソルで右上のCマークのカーソルにフォーカスし、左右で色変更となっており、非常に簡単だ。

さらに通常のインターフェイスも用意されているので、馴染めなければこちらを利用するといいだろう。
ただし、こちらにはヒストグラムが表示されない設定になっている。

次ページでは、EX-P600のハード面を見つめてみよう。
(Page2へ)
Page1 EXILIMに高級機が誕生
Page2 ハードウェアを俯瞰してみると……
Page3 画質は意外にも……
Page4 EXILIMという製品哲学
Page5 EXILIM PRO EX-P600 実写画像&スペック
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