通販も好調。人助けの気持ちでビジネスが生まれる
「マリーズ」には、日本人の薬剤師さんが常駐。医学的な見地からのアドバイスを提供している。 |
「インターネットだけでビジネスをやっている方々もいらっしゃいますが、私たちはお店がある分、直接お客様と接する機会を持てるのが利点ですね。そこで悩みの相談を受けたり、逆に、こうするといいよ、という貴重なアドバイスなどもいただける。それをサプリと食、という分野でやっていることに、とても意義を感じます。」
丁寧なアドバイスを続けてファンになってくださった方がリピーターとして定着したり、地元に固定客が育っていくのも、広井さんの人助けにも近いビジネス思想があるからでしょう。お客様への更なるサービス向上や専門知識の向上は留まることを知りません。奥様であり副社長でもある昭子さんは、アメリカ人でも取得が難しいとされるサプリメント・アドバイザーの資格をついに取得され、店頭でのカウンセリングにその力を発揮しています。
実は、以前に紹介した「外来ハワイ」も、広井さんがオーナーをされていますが、これこそまさに人助けの思想がビジネスの基本にあるのです。
「ハワイで起業をしたいという方はたくさんいらっしゃるのですが、最初から最後まで、きちんとした形でアドバイスをして、かゆいところに手が届くコーディネーションをしてくれるサービスがなかなか見あたらなかったので、ならば自分で作ってしまおう、と思ったのが始まりなんです。」
ハワイの日本人起業家として、テレビや雑誌にも多数出演されている広井さんですが、成功の基本はあくまでも「困っている方々を助ける」というところにありそうですね。ワイキキで働く皆さんや、ワイキキを拠点に長期滞在をされる皆さんで、「オーガニック・カフェ」は今後もにぎわっていくことでしょう。
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