「医食同源」をモットーに、人々の健康に幅広く貢献

医食同源 マリーズ/オーガニック・カフェ
お店のモットー「医食同源」。食べるものに気を配ってこそ健康は手に入る、ということですね。
お店は、大手旅行会社やホテルなどの事務所があるANAビルの1階、ビーチウォーク通り沿いにあります。表には、日よけつきのテーブルが並び、オープンカフェの趣。中に入れば、左は「マリーズ」、右は「オーガニック・カフェ」。正面にある「医食同源」の看板がとても印象に残ります。

「健康にとって、日頃何を食べるかということは、非常に大切なわけですね。それでも不足しがちなビタミンやミネラルをサプリメントで補うというのが原則。もともとサプリメント・ショップとしてスタートした私たちのところには、やはり健康に悩む方がたくさん訪れてこられるわけですが、その方々に、日々の健康のもととなる食事を提供してあげられたらなあ、ということをずっと考えていたのです。」

サプリメント・ショップとしてのビジネスを正しく行うために、広井さんはわざわざ2名もの薬剤師さんを日本から採用しています。もちろん以前からサプリメントの知識は持っていたのですが、たとえば日本で日頃から薬を服用している方々が、サプリメントを一緒に摂取することによる影響を気にされた時には、きちんと医学的な見地からの回答をすべきだという、広井さんならではのこだわりなのです。

マリーズ/オーガニック・カフェのメニュー
サンドイッチからカレーまでそろったメニューは、ワイキキのロハス・ピープルに大人気。
メニューはサラダ、サンドイッチ(6.75ドル~8.25ドル)、ラップ(5.50ドル)、おにぎり(1.85ドル)などのカフェらしいメニューに加え、ラザニア(9.95ドル~10.95ドル)やタイ・カレー(10.95ドル~11.95ドル)なども大人気。ワイキキという一等地で、仕入れの高い有機素材を使ってこの値段を維持するのは、並大抵の努力ではないはずです。

「9.11の直後のオープンとあって、スタートからリーズナブルなお店にしなくては、と思って始めたんですね。ですから極力コストを抑えたり、メニューの数は絞ったりして、値段にだけは影響が出ないよう、お客さんの立場で考えています。」

変貌するワイキキで、変化を余儀なくされるビジネス

昨年の秋から、ワイキキにひとつの大きな変化が訪れました。それはDFSギャラリアの脇のルアース通りとビーチウォーク通りの海側にあった数々のホテルをすべて閉鎖。改築したり、統合したり、あるいはつぶしたりして、新しいリゾート・エリアに生まれ変わらせようとする「ビーチウォーク再開発プロジェクト」がスタートしたのです。

これによって、スイートルームだけのホテル「エンバシー・スイーツ」や、タイムシェアの「フェアフィールド」などが完成するわけですが、これまで日本の廉価なツアーで利用されていたホテルなどは、この通り沿いから消えてしまいます。

「やはり場所柄、この辺に宿泊していた方々にたくさん来ていただいていたのですが、工事が始まって以来、人の流れや、人の層が代わってしまいましたね。2007年初頭には完了するとしても、それでも、以前と同じ状態に戻るわけではありませんから、私たちもいろいろと対策を考えていかなければと思っています。」

オーガニック食材へのこだわり、というトレンドは、アメリカ本土からいよいよハワイにも本格的に上陸中。流行にはあまり踊らされない島国の人々の食に対する意識も、若干ながら変化してきている時期です。ビジネスとしては、これからますます楽しみな追い風が吹いているので、ワイキキで働く人々を中心に、逆に人気が爆発するのではないかとさえ感じます。

「私たちもそう願っていますよ(笑)。美容や健康を気にする人が働くブランドのブティックとか、高級なスパとかが近辺に増えたおかげで、彼らがランチタイムやティータイムに立ち寄ってくれるようになりました。ベジタリアンの方々の会合の場として使っていただいたり。クチコミでそういう意識の高い皆さんに広がっていく、というのがやはり嬉しいですね。」

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