ホノルル/ホノルルのスイーツ・カフェ

ワイキキでロハス「オーガニック・カフェ」

ワイキキの中心地で人気のオーガニック・カフェは、医食同源というコンセプトが行き届いた居心地の良いスペース。周辺で働くロハス・ピープルに大人気のカフェを、オーナーへのインタビューと共にご紹介いたします。

執筆者:上野 元

オーナーの広井英治さん
「オーガニック・カフェ」オーナーの広井英治さん。
日頃から健康的な食生活を送っている人々にとって、旅行や長期滞在の間の食事をどうするかは、結構、深刻な問題です。良い食材を自分で管理しながら調理するということがいかに贅沢なことか、失ってみて初めてわかるもの。

食と健康、そして美に気を配るロハスな人々におすすめしたいのが、ワイキキの中心にオープンして早5年になろうとしている「オーガニック・カフェ」です。新鮮な有機野菜や食材を使ったメニューを、安価に提供する良心的なカフェ・レストランで、ランチタイムは、ワイキキで働くロハス・ピープルでいつもにぎわっています。運営は、ハワイのサプリメント・ショップとして有名な「マリーズ」

今回は、オーナーの広井英治さんへのインタビューを交えながら、お送りいたします。

9.11直後にオープンしたオーガニック・カフェ

オーガニック・カフェ
入り口からして爽やかな印象の「オーガニック・カフェ」。
完全にオーガニックの食材だけを使った料理を提供するレストランやカフェ、というのは、自然食品店内のデリなどをのぞけば、ハワイにはほとんどない貴重な存在。それがワイキキの真ん中にあるということだけでも、すごいことなのですが、このお店ができたのは、実は、ワイキキが一時期、壊滅状態に追いやられた、2001年の同時多発テロ事件直後だそうです。

「実はもっと本格的なレストランを開こうとしてリース契約をしたのですが、日本人旅行者がまったく存在しないような街になってしまい、私たちも方向転換を考えざるを得ませんでした」とオーナーの広井さんはおっしゃいます。

もともとカード会社のラウンジだった場所をレストランに改造して、酒類販売の許可を取得するためには、数千万円レベルの投資が必要。その時期に、それだけの金額をかけて改築をすることが得策とは思えなかった広井さんは、思い切って、レストランとしての許可が必要ない電気グリルで準備できる軽食だけを提供するカフェ、というスタイルを選択。

美と健康をテーマに掲げていたサプリメント・ショップ「マリーズ」のワイキキ店も併設しながら、「医食同源」をコンセプトとして、身体に安心な有機食材だけを使う「オーガニック・カフェ」をオープンしたのです。

⇒ さて、次ページでは「オーガニック・カフェ」の中を拝見してみましょう。
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