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タンドリーアロー(2ページ目)

インド料理の代表とも言えるタンドリーチキン。そのじゃがいも版がタンドリーアローです。インドでは「アロー」とはじゃがいものこと。たくさんのスパイスを使って本格的な味に仕上げますが、作り方はとても簡単!

執筆者:桜 美香

タンドリーアロー

所用時間:準備時間→1.5時間+24時間(マリネ時間)
     調理時間→30分 
相性のいい飲み物:冷えた白ワイン

タンドリーアローの作り方

【4~6人分】

新じゃがいも 小16個
レモン汁 100cc
塩 小1

<マリネ>
クローブ 10本
コリアンダーシード 小2
クミンシード 小2
カルダモン 10粒
たまねぎのぶつ切り 2個分
ニンニク 4片
しょうが 大2かけ
チリパウダー 小2
挽きたての黒こしょう 小2
ターメリック 小1
プレーンヨーグルト 350cc

手順

1:じゃがいもは皮ごと堅めにゆでて熱いうちに濡れたふきんや濡らしたクッキングペーパーに包みながらするっと皮をむいておく。じゅがいもが割れたりしないように注意すること。また、大きなじゃがいもを使う際には4~5センチの大きさになるように半割か4つ割りにしておく。まだ熱いうちに厚手の大きめのビニール袋の中に塩とレモン汁を入れ、じゃがいもを入れて全体をまんべんなくまぶす。そのまま1時間ほどおく。


2:じゃがいもを置いている間にマリネ液をつくる。クローブ、コリアンダーシード、クミンシード、カルダモンをフライパンでから煎りする。いい香りがしてきたら焦げすぎないうちに火を止めて、取り出して冷やしたら、すり鉢で荒く砕く。


3:玉ねぎ、にんにく、しょうがをフードプロセッサに入れ、チリパウダー、ブラックペッパー、ターメリックをふりかける。ヨーグルト、ローストして砕いた2のスパイス、じゃがいもをマリネしていたレモン汁も袋に残っていれば加える。スイッチを入れて、全体がなめらかになるまで回す。1のビニール袋(または密閉容器にじゃがいもと一緒に)にできたマリネ液を入れ、冷蔵庫に入れて24時間じゃがいもをつけこむ。


4:天板ごとオーブンを200度に熱する。熱くなった天板に軽くマリネ液をぬぐったじゃがいもを置き、表面がパリパリになるまで途中裏表を返しながら約25~30分焼く。写真のように、いい焦げ色がついたら出来上がり。



タンドリーアロー

ワンポイント

コリアンダーとクミンは、パウダー状になっているものも売られていますが、どちらも粒状のものを使います。一度フライパンでローストして丸ごと砕くことによって、香りを引き出すためです。黒こしょうが挽きたての方が香りが良いのと同じ原理ですね。どうしてもパウダーしか手に入らなければ、ローストを省略してもかまいません。3の工程でマリネ液に直接加えましょう。分量の目安はパウダーなら小さじ2/3ずつくらい。

このタンドリーアローによく合う付け合わせは、キャベツやレタス、にんじんなど野菜の千切りとコリアンダーの葉(チャンツァイ)のみじん切り。コリアンダーの葉は適量加えると、とても本格的な味に。苦手な方は少量でも試してみて!

【関連リンク】 ■スパイスを探すなら……

◇いつものスーパーではなかなか手に入らないスパイスはここで。

【関連記事】 ■もう一品つくるなら

◇マリネして串焼きにしてマサラソースで煮込む『チキンティッカマサラ』

◇インド風炊き込みごはん『ベジタブルプラオ』

◇さっぱり爽やかインド風ヨーグルトサラダ『ベジタブルライタ』

◇インドではとてもメジャーな卵を使わないアイスクリーム『クルフィ』

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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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