パソコンやインターネットの普及で、学校や会社では従来の紙の印刷物が電子データに変わっています。この電子データも整理整頓できなければ必要な時に必要な資料が使えず、意味がありません。今回は、電子データを上手く管理する、電子ファイリグ検定についてご紹介します。
ITで変わる文書管理
電子データを上手く活用して業務効率アップ! |
電子ファイリング検定の概要
このような電子データの管理をうまくできる能力を試すのが、社団法人日本経営者協会が実施する電子ファイリング検定です。本検定は、「組織内における電子化ファイリングシステムの企画、立案、導入、推進に関する管理と実務指導ができる知識・技能」を検定する「電子化A級」と、「電子化文書の実務知識を持ち、電子化ファイリングシステムの企画・導入と推進をリードできる能力」を検定する、「電子化B級」があります。電子化A級は、社内などにある電子データの管理方針(どのデータをどこに置くか、だれが見る権利があるか、ネットワーク構成はどうするかなど)を決め、その実行を管理できる人材です。また、電子化B級は、決められた計画に従って電子化を実施できる人材です。あまりITの知識や経験がない方は、まずはB級に挑戦しスキルアップを図ってはいかがでしょうか。<電子ファイリング検定の概要>
■電子化A級
受験料:7、350円
試験時間:90分
試験方式:マークシート+記述方式
受験資格:特になし
合格の目安:70%正解
■電子化B級
受験料:5,250円
試験時間:60分
試験方式:マークシート方式
受験資格:特になし
合格の目安:70%正解
試験範囲や試験実施については、こちら
■第22回電子ファイリング検定試験日:平成20年6月28日(土)
■受付期間:平成20年4月1日 ~ 5月30日
■実施級:A級 B級
■会場:札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、京都、広島、福岡の各都市
試験会場、申込等の詳細は、こちら
今後、ますます文書の電子化は進んでいくでしょう。また、新しい技術も登場します。さらに、重要な文書(電子データ)を安全に管理するための、情報セキュリティ技術も進歩するでしょう。そのような変化に迅速に対応し、電子データを上手く活用するためにも、本検定に挑戦し文書管理のスキルを向上してみませんか。
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