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ビジネス著作権検定を受けよう!(2ページ目)

ネットの普及でコンテンツがデジタル化してきました。今回は、このコンテンツを扱うときに重要な著作権の知識を検定する試験をご紹介します。

執筆者:坂田 岳史

検定試験の概要ビジネス著作権検定は、著作権に特定した国内初の検定であり、株式会社サーフティが行う民間の検定試験です。従来の著作物は紙媒体などが中心でしたが、デジタル技術やインターネットの普及で著作物が簡単に複製できるようになりました。そのような環境変化の中でビジネスマンとしては、著作権について的確に理解しておく必要があります。その様な背景の中、2004年からビジネス著作権検定が始まり、2008年6月には第13回検定が実施されます。

それでは、次に試験の内容についてご紹介します。

■認定記述(試験の種類)
検定試験には、次のように初級と上級があります。
・初級 ビジネスマンに必要とされる次の知識。
(1)著作権に関する基礎的な知識
(2)著作権法および関連する法令に関する基礎的知識
(3)インタ-ネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識を有する。
(企業が社員に対する著作権コンプライアンス教育として利用できるレベル)
上記(1)(2)(3)は、著権HPより引用

・上級 ビジネスマンに必要とされる次の知識。
(1)著作権に関する基礎的な知識
(2)著作権法および関連する法令に関する基礎的知識
(3)インタ-ネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識と、それらの応用力を有する。(法務部または知的財産部の著作権担当者として著作権に関する問題点を発見し、解決することができるレベル)
上記(1)(2)(3)は、著権HPより引用

*受験資格は初級、上級とも学歴や年齢の制限はなし

■出題形式等
・初級 60分 30問 [筆記試験] マークシート方式
 合格基準:65%以上正解
(1)著作権に関する基礎的な知識
(2)著作権法および関連する法令に関する基礎的知識
(3)インターネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識について多肢選択式問題として出題。
上記(1)(2)(3)は、著権HPより引用

・上級 90分 45問 [筆記試験] マークシート方式
 合格基準:70%以上正解
(1)著作権に関する基礎的な知識
(2)著作権法および関連する法令に関する基礎的知識
(3)インターネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識、および応用力について多肢選択式問題として出題。なお、この応用力については、事例での問題点発見と解決能力について問う内容となる。
上記(1)(2)(3)は、著権HPより引用

詳しい出題範囲はこちら

■合格するために
・サンプル問題が初級、上級とも用意されています。まずはサンプル問題に挑戦して現在の実力をみてください。

■試験日程
・第13回試験
 試験日:平成20年6月8日(日)初級・上級:申込締切は平成20年5月18日

・第14回試験
 試験日:平成20年11月23日(日)初級・上級:申込締切は平成20年11月2日

試験日程の詳細は、こちらをご覧ください。

今回は、ネット時代の著作権を理解するための、ビジネス著作権検定をご紹介しました。
ぜひ、検定に挑戦し著作権について理解を深めてください。

<関連リンク>
ビジネス著作権検定
初めての著作権講座
著作権の基礎

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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