EDIによる受注受付業務

受注受付業務には大きく上記の3つの方法がありますが、ここでは情報処理技術者試験にも出題される可能性がある、EDIを活用した受注受付業務について説明します。
EDIとは、企業と企業がネットワークを活用して発注情報などを送信・受信するものです。
大きく次の3つの形態があります。

■VAN型EDI
EDIと聞くと最近の技術かと思いがちですが、EDIは古くから利用されています。VAN型EDIはEDIが普及した頃から使われている最も一般的なEDIです。
EDIを利用するためには、コンピュータとコンピュータが会話をするためのルールが必要です。このルールのことを「プロトコル」と呼び、業界(金融業界、食品業界など)ごとにプロトコルが決まっています。VAN型EDIでは、VANセンターを経由することで業界に該当するプロトコルを使い、発注データの配信などを行います。現在でも広く活用されています。

■Web-EDI
インターネットを利用して発注情報などを送る形態です。例えば、発注企業ごとにホームページを作っておき、受注企業はそのホームページから発注情報をダウンロードする形がよくとられます。受注企業ではインターネットに接続できるパソコンがあれば、すぐに利用できるというメリットがあります。逆に、必ず人間がデータをダウンロードしなくてはいけないので、受注受付業務を自動化するこができません。

■XML-EID
XMLとは、eXtensible Markup Language(拡張可能なマークアップ言語)の略で、簡単にいうと人間にもコンピュータにも優しい言語なのです。HTMLで作られたホームページは人間には綺麗に見えますが、コンピュータには意味が分かりません。XMLを使うと人間が見ても綺麗に見えるし、コンピュータも内容が理解できるのです。ですので、XMLを使って発注データを送信すれば、人間も内容が分かるしコンピュータもそれを取り込むことができるのです。
現在、RosettaNet(ロゼッタネット)やebXMLなどで使われています。

今回は、販売管理業務の中でも重要な受注受付業務の形態をご説明しました。EDIはこれからますまず普及してきます。その意味で、IT関連試験に出題されることも多くなるでしょうから、ぜひこの機会に受注受付業務とEDIについて理解を深めてください。

EDIの種類

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