先日、オールアバウトのユーザーの方から、「将来独立を考えているのですが、どのような資格があればいいでしょうか?」という質問を受けました。そこで今回は、IT系の仕事で独立に役立つ資格についてご紹介します。

独立の形態

独立と言ってもいくつかの形態があります。まず、会社を作り完全に自分の力で仕事を取って自分で仕事をする形態です。この場合は、技術力とともに営業力も必要になります。
次に、会社を作って独立したが、仕事の大半を大手企業から請けて行なう形態です。この場合、あまり営業しなくてもいいですが、発注先(大手企業)の指示命令を受けることになります。また、会社を作らずに個人事業で開業し、大手企業などの専属エンジニアとして働く形態があります。これは、ある意味契約社員的な形態ですので将来に不安も残ります。会社を辞めて独立するといっても、いくつかのやり方がありますので、今回は1番目の「会社を作り自分で仕事をとり自分でこなす」形態について、考えていきます。

1人でできるかできないか

仕事というのは、1人でできる仕事とできない仕事があります。例えば、プログラマの仕事は1人でやるよりもチームの中で行なうことが多くあります。例えば、10人の開発チームがあるとします。この中で1人だけ独立している人を使うとなると、プログラムの仕様を伝達したり進捗を確認するのが難しくなります。これはプログラマだけでなくSEも同じです。このような場合は、システム開発チームに入りそこで他の社員の人と一緒に仕事をすることになります。これは常駐型といい、エンジニアとして独立している人がよくやるタイプです。
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コンサル系資格は独立に有効!

一方、システムアナリストやシステムコンサルなどは、経営戦略や情報化戦略を作っている上流工程を担当します。この場合もチームで行なうことがありますが、独立して個人でやっているアナリストやコンサルも多くいます。IT系の仕事では、上流工程ほど独立個人で対応できる可能性が高いということです。
尚、当初はSEやプログラマで独立し、スキルをつけてアナリストやコンサルになる方法もあります。若いときから独立したい方は、まずは情報処理技術者(基本情報処理技術者、ソフトウェア開発技術者)などを取得し、SE、プログラマの仕事を行いながら上流工程の資格取得の準備をしていくとう方法もあります。

それでは、独立して上流工程で仕事をするためには、どのような資格が有効でしょうか。
次のページでその資格をご紹介します。