これから梅雨の蒸し暑さや夏の猛暑が気になる季節になります。「雨だから今日は家にいよう」「暑いから外出は危険」と、気付けば一日中テレビやスマートフォンを眺めて過ごしてしまう方も少なくないでしょう。
家でのんびり過ごす時間も大切ですが、何日も家にこもりきりになると、運動不足になったり気分が落ち込んだりすることにもつながります。そうならないためにも、暑さが厳しい時間帯を避けながら、外へ出ることが大切。
今回は、シニア世代におすすめしたい、天候に合わせた「無料お出かけスポット」の上手な使い方をご紹介します。

晴れの日は、季節を感じながら歩く「青空スポット」へ
晴れた日は、散歩日和です。太陽の光を浴びて外の空気を吸うことは、気分転換や健康維持にも役立ちます。
東京都内には、都立公園や区市町村立公園、海上公園などを含めると約1万2000カ所もの公園があり、身近な場所で自然を楽しむことができます。
また、東京都公園協会公式アプリ「TOKYO PARKS PLAY」では、公園を訪れて集める「TOKYO PARKS CARD(公園カード)」も始まりました。お気に入りの公園を巡りながらカードを集める楽しみ方もできるため、散歩の新しい目標づくりにもなりそうです。
●大きめの公園
ベンチに座って木々や花を眺めたり、鳥のさえずりを聞いたりするだけでも、心身のリフレッシュになります。
例えば、
・小金井公園(入園無料)
参照:小金井公園 公園へ行こう!
・戸山公園(入園無料)
参照:戸山公園 公園へ行こう!
・国営昭和記念公園(65歳以上210円)
参照:各種料金 国営昭和記念公園公式ホームページ
・国立科学博物館附属自然教育園(65歳以上無料)
参照:入園案内 附属自然教育園 Institute for Nature Study
などは、自然を感じながら歩ける人気スポットです。
●街歩きや商店街巡り
街歩きは意外に運動量があります。階段を上り下りしたり、店先を眺めたり、季節ごとの商品や街の変化を楽しんだりすることで、自然と歩数も増えていきます。
また、
・今日は知人が働いているお店の方向へ
・商店街を抜けて神社まで歩いてみよう
など、行き先を決めておくと散歩も続けやすくなります。
●神社や寺院
緑豊かな境内は静かで落ち着きがあり、心身のリフレッシュにも役立ちます。季節ごとの草花や鳥の声など、五感を刺激してくれる場所でもあります。
いずれの場所を訪れる際も、途中でベンチに座っておやつを一口食べたり、冷たい飲み物を飲んだりすれば、ちょっとしたハイキング気分も味わえるでしょう。
雨の日・猛暑の日は、無理をせず「屋内スポット」を活用する
雨や真夏の猛暑の日は、無理して長時間歩くのは危険です。そんな日は、冷房の効いた屋内施設を上手に利用しましょう。
●図書館
新聞や雑誌、本を無料で読むことができる定番スポットです。調べものをしたり、旅行雑誌を眺めたりするだけでも楽しい時間になります。
●公民館・地域交流センター
地域によっては、
・健康体操、ヨガ、ピラティス
・短歌や俳句
・囲碁、将棋、健康マージャン
・生涯学習講座
などが開かれており、新しい趣味や仲間との出会いにつながることもあります。
●大型商業施設やホームセンター
イオンなどの商業施設やホームセンターには休憩スペースが設けられていることも多く、散歩途中の休憩場所として便利です。
また、近年は猛暑対策として、図書館や公民館、市役所、薬局、商業施設などが自治体の「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」に指定されるケースも増えています。
図書館で新聞を読んだり、ホームセンターで一休みしたり、商業施設のベンチで水分補給したりすることで、熱中症予防と気分転換を同時に行うことができます。
前日の天気予報で「明日のコース」を決めておこう
「今日はどこへ行こうかな」と毎回考えるよりも、
・晴れの日は公園や神社を歩く
・雨の日は図書館や公民館で過ごす
・猛暑の日は商業施設やクーリングシェルターを利用する
というように、天気に合わせた行き先をいくつか決めておくと、外出の習慣は続けやすくなります。
また、いつもの散歩も「健康のため」だけでなく、季節の花を眺めたり、商店街を歩いたり、新しい公園を訪ねたりすることで、ちょっとしたレジャー感覚で楽しめるようになります。
「お金をかけなくても楽しめる場所」をいくつか見つけて、天気に合わせながら上手に取り入れていけば、毎日の暮らしはより豊かになります。単調になりがちな散歩も、少し工夫するだけで楽しみのある外出に変わります。無理のない範囲で、自分だけのお気に入りのコースや居場所を見つけながら、日々を充実させていきましょう。







