Q. なぜ「朝ごはん抜きは太る」と言われるのでしょうか?

Q. 「ダイエット中の高校生です。なぜ『朝ごはんを抜くと太る』と言われるのでしょう? 食べない分カロリーが減るなら、普通に考えて痩せると思うのですが……。抜いた朝ごはん分を、昼にまとめて食べ過ぎなければ早く痩せられますよね?」
A. 代謝が落ちる上に、空腹時間が長いと体脂肪がつきやすくなるためです
「朝ごはんを食べないほうがカロリーを抑えられて痩せる」という考え方は、確かに一見もっともらしく聞こえますね。でも、食べ方によっては逆効果になりかねません。
まず知っておきたいのが、朝食と体内時計の深い関係です。朝食には、体内時計を正常化する効果があります。体内時計が正常に働くと、必要なときに体温が上がり、脳や内臓の働きが活発になります。その結果、食べたものを使い切る「代謝」もスムーズに行われやすくなるのです。この機能を活発にさせるために必要なのは、たんぱく質を含む朝食。食事を抜くことで体のリズムが乱れると、健康全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、朝食を食べない分、次の食事である昼ごはんも気を付ければ大丈夫、というのもいいアイデアのように思われるかもしれませんが、まとめ食べには要注意。空腹時間が長くなってからの食事は、急激に血糖値が上昇しやすくなり、肥満につながるリスクがあります。人の体は、空腹時間が長くなるほど「次に入ってくる食事をできるだけ体脂肪として蓄えておこう」とする飢餓対応の働きがあると考えられています。
ダイエットを成功させるコツは「急がば回れ」。以下の、理想的な朝食のポイントを押さえてください。
- 乳製品・卵・大豆製品などで良質なたんぱく質を補給する
- パン、おにぎりなど少量でも穀類をとる
- 可能な限り、野菜や適量の果物を摂り、食物繊維やビタミンも補給
- エネルギーの目安は1日の1/3を目安に(デスクワークの女性なら500-600kcal程度)
- 時間は朝9時までを目安に、よくかんでゆっくり食べる
時間がない朝は、卵かけご飯だけでもかまいません。大切なのは「何も食べない」状態を避けること。毎日続けられる朝食習慣が、太りにくい体質づくりへの近道です!
さらに詳しく知りたい方は、「ダイエットと朝ごはん…太りにくい体質を作る朝食とは?」をあわせてご覧ください。












