食と健康

Q. 「卵を1日2個以上食べると危険」って本当?

【大学教授が回答】「卵はコレステロールが多くて危険」「卵は1日1個まで」といった話を聞いて、不安になっていませんか? 実際のところ、卵は何個まで食べていいのか、分かりやすく解説します。(※画像:amanaimages)

阿部 和穂

阿部 和穂

脳科学・医薬 ガイド

薬剤師

東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。

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Q. 「卵を1日2個以上食べると危険」って本当?

卵を1日2個以上食べると危険?

卵を1日2個以上食べると危険?

Q. 「最近、健康のために食生活を見直しています。朝は卵料理を必ず作っているのですが、『卵は1日1個まで』という制限があると知って、今までずっと食べ過ぎだったかもしれないと気付き、少し不安です。今すぐ止めるべきでしょうか?」

A. 健康な人であれば、卵は1日2個以上食べても問題ありません

「卵は1日1個まで」という説があるようですが、これは古い考え方に基づいたものです。卵に含まれるコレステロールの悪影響を心配する中で生まれた説でしょう。

確かに、卵にはコレステロールが多く含まれています。しかし体内のコレステロールの約80%は肝臓で合成されているため、実は食事からの影響は多くの人が思っているほど大きくないのです。

コレステロールは動脈硬化などの原因になる一方、体には必要不可欠な成分です。細胞膜の材料や、ホルモン、ビタミンD、胆汁酸の原料としても重要な役割を果たしています。適量であれば、コレステロールは健康維持に役立つ栄養素です。

さらに、卵にはアミノ酸スコア100の良質なたんぱく質が含まれており、栄養価の高い食品といえます。医師から制限を受けていない限り、1日2~3個の卵を食べても問題ありません。バランスよく取り入れることで、健康効果も期待できる優れた食材です。

さらに詳しく知りたいかたは、「卵は体に悪いのか? 「卵は1日1個まで」「黄身は食べない方がいい」説の真偽」をあわせてご覧ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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