暮らしの歳時記

Q. お年玉を「あげてはいけない」人がいるって本当? 実はNGマナーにあたる意外な人物とは

【和文化研究家が解説】お年玉は、実は誰にでも渡していいものではありません。お年玉の基本的な原則に基づき、渡すべきではない具体的な相手と、その場合の正しい対処法を解説します。

三浦 康子

三浦 康子

暮らしの歳時記 ガイド

和文化研究家、ライフコーディネーター。わかりやすい解説と洒落た提案が支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、講演、商品企画などで活躍中。様々な文化プロジェクトに携わり、子育て世代に「行事育」を提唱している。著書、監修書多数。

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覚えておきたい「お年玉NGマナー」※画像:All About編集部

覚えておきたい「お年玉NGマナー」※画像:All About編集部

新年早々、大人の常識を試されるシーンが訪れます。「お年玉マナー」もそのひとつ。お年玉を渡すのが不適切とされる人物について、和文化研究家の三浦康子が解説します。

Q. お年玉を「あげてはいけない」人がいるって本当?

「お年玉を渡してはいけない相手がいると聞きましたが、本当ですか? もらってうれしいものだから気にしたこともありませんでしたが、誰に渡すとダメですか?」

A. お年玉は「目上から目下へ」渡すもの。目上の方には不適切です

お年玉は、その起源をたどると「家長から家族へ」「師匠から弟子へ」「主人から使用人へ」といった具合に、目上から目下へ渡すものという原則があります。

自分よりも目上にあたる人に対して「お年玉」を渡すのは失礼にあたるため、避けるべきです。「お年玉」が適切とはいえない代表的な例は以下の通りです。
  • 上司の子ども:上司は目上にあたるため、そのお子さんへの「お年玉」は失礼
  • 自分の親:子から親へ渡すことも、目上に贈る行為となるため不適切
もしもお金や贈り物を渡したい場合は、表書きを変えるなど臨機応変に対応します。親に対しては「御年賀」として渡します。上司のお子さんにお年玉を渡す必要はありませんが、どうしても何か差し上げたい場合には「玩具料」「文具料」などの名目にするか、図書カードや玩具などの品物を渡すのが望ましいとされます。 目上の方との年始のやりとりマナーを知ることで、気持ちよく新年の挨拶ができるでしょう。
  お年玉の由来やマナーについてさらに詳しく知りたい方は、「お年玉とは?由来・意味、起源はお金じゃなく餅だった!」をあわせてご覧ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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