伝える力を身につける方法

母子
会話力は正しい言葉づかいから育つ
伝える力は日常会話で養われます。子どもと話す時には、きちんとしたセンテンスを作って会話をします。家庭の中でなんだかよそよそしい気がしますが、正しい言葉づかいを心がけてください。

また子どもの伝える力を伸ばすには、周囲の大人に聞く力がなくてはなりません。話の腰を折らずに、辛抱強く聞いてあげます。上手く話せないようなら、途中までをまとめてあげて、「それからどうしたの?」と先を促します。

子どもが親に話をする時に、「事実を知ってほしい」のではなく、「気持ちを理解してほしい」ということがあります。これはその時の感情を受け止めてあげないと収まりません。友だちや兄弟姉妹のケンカがそうですね。「そう、悔しかったのね?」とまず受け止めて、「○○ちゃんはどう思っているのかな?」と相手の気持ちを考えさせます。

こうして感情を受け止めてあげると、子どもは親を信頼して何でも話してくれます。あとは会話の中で語彙や言葉づかいを増やしていってあげればいいのです。

論理的に話すというのは大人でも難しく、小さな子どもにとってはなおさらのこと。子どもに親の要望を伝える時、あるいは感じたことを話す時、同時に理由を付け加えるといいでしょう。「病院の廊下を走ってはいけません。身体の弱った人はよけることができないから、ぶつかったら相手の人がケガをしてしまいますよ」というように。

なんだ当たり前のことばかりと思われるかも知れません。でもその当たり前のことができない人が増えているというのが、幼児教育関係者が抱いている共通の感想です。私立小学校を受験させようという家庭でさえも。

来年、再来年の小学校入試のために準備を始める方は、まず家庭でできることを改めて心がけて頂きたいと思います。こうした準備を行っていれば、仮に入試で良い結果が出せなくても小学校入学後、中学高校へと進学しても役立つ学力の基礎が養われるはずですから。

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