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小学校も中学校も見るべきところは同じ 学校見学のポイントはここだ!

毎年5月は学校説明会が始まる月だ。余裕のある今の時期にじっくり志望校を見に行きたい。ではどんな点に注目すればよいのだろうか。

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド

5月に入ると多くの学校で見学会や説明会が開催される。そこでどのような点に注目して見学に行けばよいかポイントをまとめよう。私立中学校向けの内容だが国公立や私立小学校でも大部分は共通するはずだ。

学校説明会

学校説明会でチェックしておくべき内容は以下のとおりである。チェックリストにしてみた。

チェックポイント 説明 チェック
校風 自由で開放的なのか、生活指導重視タイプなのか、ユニークな教育をしているのか。また校訓はどんなものなのか、創設者はどんな人なのか等。
どんな生徒に来て欲しいか どんな生徒に来て欲しいか、どんな生徒に育って欲しいか説明があるはず。自分の子供との相性の見当がつく。
進学実績 進学実績に関心があるのにパンフレットに載っていない場合、質問することも大事。説明会だけの資料が配布されることがある。
授業時間数とシラバス 各教科の時間数や6年間の授業計画とその内容の確認。パンフレットに詳しく説明されている学校もある。
学費 ガイドブック等にない諸費用を知っておきたい。制服や修学旅行費用、後援会費など。
入試問題の傾向 説明会でどんな問題を出そうとしているか説明する学校もある。
クラブ活動 楽しい学園生活を送るには、勉強だけでなくクラブ活動も重要。週何回なのか、活発なのか運営方法は生徒主体なのかどうなのか等。
授業以外のイベント・活動等 独自の課外活動等にどんなものがあるか。音楽鑑賞や観劇は普通で、武道の必修、裁縫といったユニークなものもある。
施設 一般教室以外の施設やキャンパス以外の施設等。校外授業用に特別な施設を持っている学校も多い。
修学旅行 海外へ行く学校も多い一方、国内の伝統ある地域や広島・長崎などで平和について考えるなどの特色がある。
説明会に来ている父母の服装・雰囲気 服装は受験スタイルが一般化してしまい違いが目立たないが、それでも雰囲気の違いは感じるはず。自分や子どもが居心地よく感じられるかどうかが意外と大事な点。
校長の人柄 指導力のある校長なのかどうか、伝統を重んじるタイプか等。
出身者 学校が誇りとする卒業生・出身者が誰かをたずねて見るのもよいのではないか。教育の理想像がその人に現れているかもしれない。


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