暮らしの歳時記

【500人アンケート】宿泊先で使ったタオルはどうする?バスタブに入れる!? 今さら聞けない宿泊時の疑問

宿泊先で使ったタオルはチェックアウトの際、どうしたらよいのでしょう? また持ち帰ってもよいのでしょうか。All About編集部が実施した500人アンケートの結果とともに、正解とその理由を解説します。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

宿で使ったタオルはどうする? 持ち帰ってもいいの?

チェックアウトする際、使用したタオルはどうしていますか?

チェックアウトする際、使用したタオルはどうしていますか?

意外と気になる宿泊先でのあれこれ。そのなかでも、チェックアウトする際、使用したタオルをどうしたらよいのか迷う人が多いようです。

そこでAll About編集部が500人に聞いたアンケート結果とともに、正解とその理由を解説します。また気になる人が多かった、タオルを持ち帰ってよいのかどうかもアドバイスします。
 

【500人アンケート結果】宿泊先で使ったタオルはどうしてる?

実際、みなさんは宿泊先で使ったタオルをどうしているのでしょう? All About編集部のアンケート調査で「宿泊先で使用したタオルをどのようにしてチェックアウトしますか?」と聞いたところ、「たたんで置いておく」が33%、「たたまずにそのまま置いておく」が32%で、「ハンガーにかけておく」が29%、「その他」が6%でした。
 
【調査結果のグラフを見る】
 
それぞれの理由を多い順に紹介します。
 
■1位:たたんで置いておく(33%/164人)
・たたんだほうが片づけが楽だと思うから
・たたむのが習慣だから
・だらしなく見えるのがイヤだから
 
■2位:たたまずにそのまま置いておく(32%/161人)
・使用したことがわかるから
・回収するのにたたむ必要がないから
・どうせ洗うから
 
■3位:ハンガーにかけておく(29%/143人)
・使用したことがわかるから
・濡れたまま放置しておきたくないから
 
また4位「その他(6%/32人)」では、以下のような回答が見られました。
・バスタブにかけておく
・バスタブの中に入れておく
・まとめてバスルームに置いておく
・まとめて部屋のすみに置いておく
・そのまま洗面台に置いておく
・乾いているものは1カ所にまとめ、濡れているものはハンガーにかけておく
 

使用済みのタオルはどうしたらよい?

使用したタオルは、バスタブの縁にかけておくと親切

使用したタオルは、バスタブのふちにかけておくと親切

アンケート結果からいくつかのパターンがあることがわかりましたが、これは状況によるため、一つの正解があるわけではありません。

一般的には「バスタブのふちにかけておく」、あるいは「床に敷いたバスマットの上にまとめて置いておく」と親切です。
 
海外のように「バスタブの中に入れておく」のもよいのですが、日本のバスタブは深めなので取り出す際に腰に負担がかかります。また、バスタブの中が濡れていると水分を吸ってしまうため、中に入れるなら乾いている場合にしましょう。
 
「たたむ、たたまない」はどちらでも構いません。

使用したかどうかわからなくなるため、元通りにする必要はありませんが、ばらばらに置かれていると集めるのに手間がかかるため、複数の場所に放置するのはやめましょう。
 

タオルを持ち帰ってよいのか?

タオルの持ち帰りは基本的にNGです。タオルは宿の備品なので、勝手に持ち帰ってはいけません。

ただし、持ち帰ることを前提に用意されているタオルは、持ち帰ってもOKです。たとえば、旅館や観光ホテルがビニール袋や巾着袋などに入れて用意している新品の浴用タオル(宿の名前が入った薄手の浴用タオル)は、持ち帰ることを前提にしているので、持ち帰っても大丈夫。宿のしおりやお風呂に、持ち帰ってOKと記してあることもあります。迷ったら宿の方に聞いてみてください。

それ以外のタオルは、クリーニングして使っています。旅館や観光ホテルでも、持ち帰りOKの浴用タオル以外(バスタオルやフェイスタオルなど)はクリーニングして使う備品です。また、ほとんどのシティホテルやビジネスホテルは、大きさを問わずタオルは持ち帰れない備品です。持ち帰って思わぬトラブルにならないよう注意してください。
 
<関連記事> >>>【グラフを見る】使用したタオルをたたんで置いておく人は何%?
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます