英語をモノにする7つの音読メソッド
英語を口から出す練習方法をまとめてある本です。『英語をモノにする7つの音読メソッド』(ベレ出版) |
(英文を細かく分けながら、聴こえてきた通りを繰り返す)
(モデル音声をかけながら、少し遅れて話す)
さらに次のような裏技もあります。
(これは、周りに人がいて声を出せないときに使う方法です。口だけパクパクさせて音声を思い出しながら英語の練習をします。)
(ひとりでぶつぶつと独り言のように英語を口から出します。周りの人に、あの人ちょっと変かも? と思われるくらい没頭すると効果が上がります。)
英語はこれらを組み合わせ、何度も繰り返し練習することによって上手になっていきます。これらの詳しい内容、何を何回くらい練習したらいいのかは、『英語をモノにする7つの音読メソッド』という本に書かれていますので、よかったら参考にしてみてください。
英語を口から出す練習は組み合わせで最強に
では、おさらいです。シャドーイングに入る前に、やらなければいけないことがありましたね。ダンスで例えれば、足のステップ、手の振り方、身体のポジションなどの確認です。細かく分解して英語を話す下準備を作ってあげるのが、リスニング&リピーティングの部分です。
「シャドーイングとオーバーラッピングはどちらが効果的な練習方法ですか?」という読者のご質問に対するお答えは、つまり次のようなことになります。「これらはそれぞれステップごとの異なる練習方法なので、どちらが効果的かの判断は難しいものです。ふたつを組み合わせることによって相乗効果を生み、力を発揮します。」
でも、どうしても時間がないので、どちらか片方しかできないというのであれば、私はシャドーイングをおすすめします。シャドーイングという練習方法を使って、何度も何度も口から英語を出した人は、着実に英語がうまくなっているからです。
でも、シャドーイングを始める前には、リスニング&リピーティングをお忘れなく。
あ、そうそう、忘れてはいけない大事なことがもうひとつありました。ダンスを踊るとき、最後には何を付け加えますか? 厳しい辛いダンスの練習、何度も何度も汗を流し息を切らせて練習し、舞台に上がるときには……。そうです、笑顔です。観客を魅了するためには笑顔が欠かせません!
英語を話すときも同じですよ。難しい顔をして文章を必死に並べないで、笑顔でサラッと言ってのけたら、カッコいいですね! 練習あるのみです。
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