英語/英語学習アーカイブ

英会話喫茶ってどんなとこ? 潜入取材(2ページ目)

英会話喫茶ってどんなところなんでしょう? 興味はあるけれど、どんなところなのかちょっと不安。そんな人のために潜入取材をしてきました。レベルは、料金は、雰囲気は?すべての疑問にお答えします。

執筆者:川本 佐奈恵

英会話喫茶
いったん身に付けた英会話力を落としたくなくて定期的に通ってきています、と語る松本美穂さん。

英語を話す機会を求めて

では、今回お邪魔させていただいたグリーンカフェさんのお客さまの何人かに、どうして英会話カフェを利用しているのか伺ってみました。

・ 「英語を話す機会を求めて来ています。日本に住んでいると、なかなか英語を話すチャンスってないじゃないですか。私は自分の持っている英語力をキープするために、この英会話カフェを利用しています。」 と言うのは、とても流暢できれいな英語を話していた、松本美穂さん (自由業)。

・ 「英会話学校ですと、その日のトピックが決まっていて、そのことについて学びます。決まりきった表現は練習できますが、それは限られた状況の中ででの一部分の会話にすぎません。でもここでは、本当の意味での自然な会話を練習することができます。」 (川之辺芳(かおり)さん、パート主婦)

・ 「とにかく話す機会を増やしたくて来ています。投げかけるテーマによって、どんどん話の内容が変わっていくのがおもしろいです。スクールでは、ある程度カリキュラムが決まってしまっているので、自由に話すというのは少ないような気がするんですよね。ここでは、こちらが会話の主導権を握ることもできるわけで、楽しいですよ。」 (佐々木久美子さん、ブティック経営)

英会話喫茶
講師の Jeff さん(左)と、ハープ奏者の松本花奈さん(右)
・ 英会話スクールにも通っていますが、ここでは、スクールで決まりきったフレーズを練習するのとは違って、嫌でも自分の言葉を探して何とか英語を口から出さなければ会話が続かないじゃないですか。それが本当に勉強になります。(松本花奈さん、音楽家、ハープ奏者)

・ 「とっても気軽。かしこまっていないところがいいですね。英会話スクールで習う英語は、どちらかというと学校教育的なところがありますよね。なかなか自分で思ったように言葉が出てこなくて、結局先生の話を聴いただけで終わってしまう、ということにもなりがちだけれど、ここに来ると、食べながら、飲みながら、とてもフランクに話せるんです。来るたびに人が変わっているのもいいですね。いろいろな人と話ができますから。アルコールを口にすると、もっと英語がなめらかになりますしね。たまにはそんなのもいいんじゃないですか?」 (増田龍太郎さん、会社員)


英会話喫茶
都内数店舗を利用して活動している「英会話喫茶グリーンカフェ」のオーナー、最上氏

英会話喫茶グリーンカフェ

グリーンカフェは、2006年10月にオープンしました。現在は都内、数店舗と提携し、そのお店の一部の場所をお借りして活動しています。

だいたい月2回の割合で開催。完全予約制で、ひとテーブル4人までにこだわっています。やはり、英語をたくさん話して欲しいですからね、と語る責任者の最上氏。

前半と後半、二部制に分かれています。
一部のみ: 90分 2,500円。
一部、二部通し: 180分(3時間) 3,000円

つまり、3時間座って楽しく英語で語り合いましょうよ、という料金設定になっています。90分で帰ってしまうのはもったいないですよ。

詳しくは、英会話喫茶グリーンカフェ のホームページをご覧ください。皆さん気軽にお問い合わせくださいね、とオーナーの最上さんは言っていました。開催日は不定期ですので、ご確認のうえ、お出掛けください。


では、最後に英会話喫茶を利用するときのポイント・マナーをおさらいしてみましょう。 次のページへ
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