若き俳優たちの最高峰英語ミュージカル(4ページ目)

小口真澄 先生

演出家 & パフォーマー

英語芸術学校マーブルズ 代表

英語パフォーマンス集団ワイルドバンチ メンバー

この演技、この演出家あり！ 若者に力を！

この MP2005 を演出しているのは、英語業界でこの人を知らない人はいない、小口真澄（こぐちますみ）先生。小口先生に関する記事は、All About 「子供のための英語」 でもインタビューしておりますのでそちらをご覧ください。

「MPは今時の学生とは違って、本当に一生懸命何かをつかもうとしている、真剣で真摯な姿勢を持った学生たちがやっています。キャストだけでなく、キャストとスタッフが一体となり、公演の日に向け力を合わせているんですよ。若い時にしかできないことってあるじゃないですか？若者のエネルギー、情熱、これだけは伝わるという自信があります。ぜひ、劇場に足を運んで、体感して欲しいですね。

学生時代って本当に美しいなと思いますよね。可能性がいっぱある時期に、いろいろな人たちに出会い、個人が出来上がっていきます。自分がやりたいことを見つけられる、ほんとうにいい時期です。この若者たちを応援してあげたい気持ちで一杯です。」

と言葉をくださった、小口先生。多くの人に何かを気づかせ、何かをつかむ手助けをしている素晴らしい演出家です。

MP の仲間たち

左から 高木順子さん 学習院大学 3年　　鹿谷奈央さん 早稲田大学 2年

ライティング（照明）を担当しているお二人。MP のすべてが楽しいといいます。英語が話せるようになったのは、MP の活動のおかげ。ここでは、すべて英語で生活しなくちゃいけないから、英語が自然と口をついて出るようになりました。つい癖になっちゃって、普段学校で "Morning !" とか "Hi !" とかが自然に出てきちゃって、友達に変な顔されたりしちゃいます。間違ってもいいからとにかく口から英語を出しているうちに、英語を話すことにも慣れ、楽しくなりました。


太田恭子（おおたやすこ）さん　東京外国語大学 3年

今回、オリバーの役をやります。見事な主役ですね、と声をかけると、“主役という意識はないですねー。みんながそれぞれ一生懸命やっているので、みんなが主役です。”と言い切ります。ひとつのことに向かってみんなで協力しています。もともとMPに入ったのは、コミュニケーション英語を身につけるため。留学したこともないのですが、MPで英語をマスターしている、この瞬間が好きです。先日、留学生に英語で話しかけられたんですが、何の抵抗もなく気軽に返答することができました。MPに入っていなかったら、留学生を見ても逃げているだろうなと思いますよ。


美馬康平（みまこうへい）さん　中央大学 1年

MPの2005年に入れてとても光栄で嬉しく思っています。将来の夢が俳優なので、これが最初のステップとなりました。バラバラだったものが稽古を重ねることによってだんだんとひとつになっていく過程が最高に嬉しいです。夢に向かって一歩一歩、着実に歩んでいる自分がいます。公演を見に来てくれた人たちが何かを感じ取って帰ってくれれば、こんな喜びはありません。


万行志帆子（まんぎょうしほこ）さん 桜美林大学 4年

みんなと一緒に練習する時間はとても貴重です。終わったあとに、ご飯食べたり、お酒を飲んだりする時間もすごく楽しいです。みんな違う学校の学生が集まっていますので、学校の壁を越え語るのも楽しいです。ほとんどは、MP のことばかり話していますが、恋人の話なんかでも盛り上がることもありますよ。将来は、歌手になりたいと思っています。実はバンドも組んでいて、コンサートもしています。


越前屋由隆（えちぜんやよしたか）さん　早稲田大学 1年

とにかく MP は熱い！情熱がものすごくあります。ここでは本当に学ぶことが多いです。英語、演技だけでなく、人間性についても学んでいます。他の人が考えていること、価値観の違い、視点の違いから学ぶことは非常に大きく、自分のためになっています。MPはオーディションを毎年やっていますので、多くの皆さんに是参加して欲しいですね。将来の夢は俳優になることです。


藤倉梓（ふじくらあずさ）　慶応義塾大学 4年

とにかく楽しいです。もちろん、毎日のレッスンは厳しく苦しいこともたくさんあるのですが、それを乗り越えたとき、もやもやとしていたものが解消されたときの気持ち、とっさにふっと沸いたアイディアなど、すべてのものが宝物になっています。私は歌が好きなので、歌を通して発音を覚えてきました。中学の頃、バックストリート・ボーイズにはまったんです。楽しみなが英語を学ぶのが一番ですよね。将来は、女優になりたいと思っています。


中原和樹（なかはらかずき）さん　早稲田大学 2年

最後のフィナーレを踊るときが最高に楽しいです。体力的にきついこともありますが、それもみんなでやっているから乗り越えられるんですね。一致団結していると思うと疲れも飛びます。将来の夢はまだ決まっていませんが、ここで何かを見つけたいと思います。英語上達のこつは、とにかく、しゃべることと聞くことに限りますね。


竹生瞳（たけおひとみ）さん　東京外国語大学 3年

毎日毎日練習してきてとても内容の濃い、充実したものが出来上がりました。英語がわからなくてもちっとも心配することはありません。みんなのパワーをステージから感じてください。5月病なんて吹き飛んでしまいますよ。と、語ってくださったのは、今年広報を担当している竹生さん。私との待ち合わせで駅まで走って迎えにきてくれました。

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＜編集後記＞
本当に若者の能力、底力って素晴らしいです。たくさんの可能性を秘め、ひたむきに何かに打ち込む姿は人を感動へと導きます。きびきびした態度、さわやかな挨拶は、そばにいるものをホッとさせるだけでなく、感心させることしきりです。こんなにもたくさんの素晴らしい若者が日本にはいるんですね。好奇心に満ちた瞳をキラキラと輝かせ、公演の成功へ向けて全力投球している姿がありました。お母さんの作ってくれた愛情弁当持参で頑張っている学生さんもいました。お母さん、ありがとう！
母の愛情を感じながら

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