やったぞ!立教!!
総合優勝のグランドプライズを獲得した立教プロダクションの皆さん、おめでとうございます。
7年ぶりのグランドプライズ獲得だそうです。その演技、構成は実に見事なものでした。イングリッシュプライズも同時に獲得しているのでおわかりのように、英語力がどの役者も抜群でした。
左から(前列) 坪井 友香 さん、(後列) 望月 鉄也 さん
中田 倫太郎 さん、加藤 倫平 さん、三宅 つばさ さん
もうひとり、写真には写っていませんが、徳原 泰生さんという役者もいました。彼は、写真撮影をした時間帯、セットの後始末に奮闘していたのでした。実は、立教は他のどの大学よりも少ない人数でこの大会に臨んでいました。役者と裏方、両方をこなさなければいけない人もいたのです。
この日のために練習を積んできた
主役の坪井友香さんとお母様主役を演じた坪井友香さん(2年生)は、昨年、ベストパフォーマーを受賞しているそうです。どうりで素晴らしい発音、演技力なわけです。お母様にお話をお伺いすることができました。
「今、"かんどう" しているんですよ。」 とおっしゃるので、「本当に感動しましたよね!」 と返したら、「いえ、その感動ではなく、勘当しているんです。」 と言います。「ちっとも家に帰って来なくて、もうお父さんなんか怒っちゃっているんですよ。」 と続きます。
それだけ、学生たちは、この英語劇のために、朝、昼、夜と練習、練習を重ねてきているのです。
立教のセットを担当していた学生は、夏休み、アルバイトをやめ、毎日大学へ通いつめ、大道具を作り続けてきたといいます。この晴れ舞台の日のために、朝早くから夜遅くまで、みんなで働いたそうです。
主役の坪井友香さんは、帰国子女なのかと思うほどの英語力でしたが、国内で身につけた英語だといいます。お母さまの話によると、小さな頃から洋画が大好きで、映画を見ては、よく女優の真似をして英語を口から出していたんだそうです。
この辺に私たち学習者が学ぶべきヒントが隠されているかもしれませんね。
坪井友香さんのお母様は、「いくら勘当だなんて言っても、娘がこうして頑張っている姿を見ると、やはり応援してあげたくなりますね。」 と言葉を締めくくっていました。
劇の見どころ、立教の底力 ⇒⇒⇒