岸優太主演のヤンキー青春コメディー、『クレヨンしんちゃん』のアニメーション映画最新作、横浜流星のガチのボクシング映画など見応えある5本を選びました！
1：『トランスフォーマー／ビースト覚醒』（2023年8月4日公開）
（C）2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. （C）2023 HASBRO
車だけでなく、なんと動物までトランスフォームするのにびっくりです。巻き込まれるノア（アンソニー・ラモス／声：中島健人）とエレーナ（ドミニク・フィッシュバック／声：仲里依紗）という若者たちとトランスフォーマーのドラマもありながら、危機の連続で、まるでアトラクションに乗っているような大興奮！ アクション系でスカッとしたい人におすすめです。
監督：スティーブン・ケイプル・Jr
2：『しん次元！クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦～とべとべ手巻き寿司～』（2023年8月4日公開）
（C）臼井儀人／しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会
20と23が並ぶ年に宇宙から二つの光が接近。一つの光はしんのすけ（声：小林由美子）、もう一つの光はさえない人生を送っていた非理谷充（声・松坂桃李）に命中し、特別な力を発揮できるエスパーに変身。しかし、非理谷は、虐げられてきた人生ゆえに特別な力を復讐に利用するように……。
平和を守るために立ち上がるエスパーしんのすけ。相変わらずちょっとエッチでおバカだけど、今回のしんちゃんはたくましい！ 非理谷の声を松坂桃李が担当しており、ファンは要チェックです。
監督：大根仁
3：『バービー』（2023年8月11日公開）
（C）2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
バービーランドで楽しく過ごしていたバービー（マーゴット・ロビー）の完璧な体に異変が生じるようになります。その原因は人間界にあると知った彼女は、ボーイフレンドのケン（ライアン・ゴズリング）とともに人間の世界へ。
バービーが人間界で起こす騒動を描いたコメディー、と思いきや、彼女は人間界で男女が役割に従って生きていること、そのことを窮屈に感じていることを知る……という人生のドラマでもあるのです。笑えるシーンもたくさんありますが、意外にも自分の生き方を見つめ直すきっかけを与えてくれる映画です。
監督：グレタ・ガーウィグ
4：『春に散る』（2023年8月25日公開）
（C）2023映画『春に散る』製作委員会
アメリカ帰りの元ボクサー・広岡（佐藤浩市）が居酒屋でトラブルに巻き込まれたときに知り合った元ボクサーの翔吾（横浜流星）から「またボクシングに挑戦したい。教えてくれないか」と懇願され、昔の仲間（片岡鶴太郎、哀川翔）とともに翔吾に夢を託し、再びボクシングに人生を懸ける……という物語。
元ボクサー同士が「もう一度ボクシングで世界チャンピオンを目指す」という夢に向かって突き進む姿に胸が熱くなります。とにかくボクシングシーンのリアリティーがすごい！ 横浜流星とライバル中西役の窪田正孝は、本格的にボクシングのトレーニングを積んだそう。翔吾と中西の打ち合いは本物の試合を見ているようでした。ダイナミックなボクシングシーンは必見です！
監督：瀬々敬久
5：『Gメン』（2023年8月25日公開）
（C）2023「Gメン」製作委員会 （C）小沢としお（秋田書店）2015
「女子にモテモテになれる」とうわさの男子校に転校してきた門松勝太（岸優太）だったけれど、彼のクラスは落ちこぼれのヤンキーとオタクしかいないG組！ でも、「みんなで這い上がろうぜ！」と気合を入れた矢先、半グレ軍団が絡んできて……。
ダメダメだけど、まっすぐで愛嬌のある勝太を岸優太が大熱演。コメディー演技の間合いもいいし、アクションもキレキレだし、岸優太の魅力をさく裂させています。
また、竜星涼は優等生のモテ男なのに実は……という変化球のキャラクターで、吉岡里帆はクセの強い先生役で爆笑させてくれます。明るく楽しいヤンキー映画の傑作です。
監督：瑠東東一郎
