なにわ男子・西畑主演のホラー、インディ最新作も！梅雨のジメジメを吹き飛ばす【6月の超厳選映画5選】

2023年6月のおすすめ映画は大人気のディズニー映画からスタート！ なにわ男子の西畑大吾初のホラー映画もあるし、広瀬すずの青春映画もあるし、何より“インディ・ジョーンズ”の最新作があるんです！ では、映画ライターの筆者がおすすめしたい5作品を紹介していきましょう。
 

1：『リトル・マーメイド』（2023年6月9日公開）

ディズニーの人気アニメーションの実写映画化でヒロインのアリエル役に抜てきされたのはハリー・ベイリー。魅惑の歌声とエキゾチックなルックスがアリエルにぴったりです。
 
「海から出てみたい」と思いを募らせていたアリエルは、難破船から王子エリック（ジョナ・ハウアー＝キング）を救出。これをきっかけにアリエルは彼に恋をします。すると海の魔女アースラ（メリッサ・マッカーシー）がアリエルに近づき「アリエルの声を差し出せば、3日間、人間にしてあげる」と約束。彼女は海から陸へ。人魚から人間の女性になり、憧れの生活をスタートさせますが……。
 
アリエルの好奇心いっぱいの瞳、表情がステキだし、何より美しい歌声が最高！ また海中シーンは美しい青で満たされ、ジメジメした梅雨を忘れさせてくれます。コメディー女優メリッサ・マッカーシーが演じるアースラも最高なので必見です！

監督：ロブ・マーシャル
 

2：『M3GAN ／ミーガン』（2023年6月9日公開）

ホラー映画界に新たなスターが誕生しました。その名はミーガン。おもちゃ会社の研究者ジェマ（アリソン・ウィリアムズ）が、孤児になってしまっためいのケイディ（ヴァイオレット・マッグロウ）の世話係として開発したのがAI人形ミーガン。人形の使命は「ケイディを守ること」。ケイディとミーガンは仲良くなりますが、ミーガンは意思を持って暴走するようになるのです｡
 
ミーガンはオシャレ美少女ですがジワジワと恐ろしい行動をするように……。でもギクシャクした変なダンスを披露するなどユーモアもあるので、楽しくてチャーミングなホラー映画に仕上がっています。意外としぶとくて強いミーガンに注目です。

監督：ジェラルド・ジョンストン
 

3：『水は海に向かって流れる』（2023年6月9日公開）

田島列島の同名コミックを『そして、バトンは渡された』の前田哲監督が映画化。通学のため、漫画家の叔父さん（高良健吾）がやっているシェアハウスで暮らすことになった高校生の直達（大西利空）。しかし、どしゃ降りのある日、彼を駅まで迎えに来たのは叔父さんではなく同じシェアハウスで暮らす榊（広瀬すず）。次第に榊に心惹かれていく直達ですが、彼女は「恋愛はしない」と宣言。それには驚くべき理由があったのです。
 
家族崩壊に近い壮絶な過去を持つ榊をはじめ、シェアハウスの人たちは個性的だけどいい人たちばかり。個人的には榊のお母さんは理解できなかったけど、他のみんなはとてもピュアで優しい。だからこそ傷つきやすいのですが、その優しさがこの映画の魅力です。

監督：前田哲
 

4：『忌怪島／きかいじま』（2023年6月16日公開）

なにわ男子の西畑大吾が初めて主演を務めたホラー映画『忌怪島／きかいじま』は『呪怨』シリーズで有名な清水崇監督作！ VR（仮想現実）の世界を経由して霊が現れるという革新的なホラー作品です。
 
ある島で仲間と共にVR研究を行っていた脳科学者の片岡友彦（西畑大吾）は、この島の伝説“赤い女・イマジョ”のバグに巻き込まれてしまう。この現象はいったい何なのか？ 彼は謎を解こうとするけれど……。
 
西畑大吾の体当たり演技がすごい！ 海中バトルでは、溺れちゃうんじゃないかと心配してしまいました……。仮想現実から飛び出してくる“赤い女”との闘いをぜひスクリーンで見てほしい。背筋がゾクゾクすること必至です。

監督：清水崇
 

5：『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』（2023年6月30日公開）

ハリソン・フォード主演の大ヒットシリーズの最新作がいよいよ公開。なんと80代になったハリソンが、アクションに挑戦するという画期的な作品となっています。
 
考古学者で冒険家のインディ（ハリソン・フォード）が伝説の秘宝をめぐり、元ナチスの科学者と争奪戦を繰り広げる物語。アントニオ・バンデラス、マッツ・ミケルセンが共演という熟年のかっこいい男たちが拝める作品でもあります。「インディ、かっこいいけどアクションは大丈夫かしら」と別な意味でハラハラしそうですが、スクリーンで大冒険を楽しんでください。

監督：ジェームズ・マンゴールド