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隠れ家サロンシリーズNo.2/東京・広尾 フランシラサロン(2ページ目)

広尾の住宅街に潜む「フランシラANNEXサロン」。花に囲まれた玄関入り口から中に入ると、上品&丁寧なセラピストが笑顔で迎えてくれる。この家の中の客は私一人きり!

執筆者:大崎 百紀

森と湖の国フィンランドの「フランシラハーブ農園」で作られた
植物の力をかりて、トリートメント


トリートメントの感想の前に、フィンランドのハーブ園から生まれた「フランシラ」製品のコンセプトを少し説明すると…
フランシラ製品の中には、 フィト(植物成分)に、アロマ(香り成分)に、ホメオ(同種成分)、そしてフラワー(花の成分)の4つの植物の力が融合されている。そして、種から製品化するまでの過程すべての生産者履歴が明確に記録されている。

オーガニックなライフスタイルは、北欧ならでは。フィンランドのラップランド地方では、子供たちが北極圏の沼から取れた泥を塗って「オールドスモークサウナ」というサウナに入り、その後に湖に飛び込んで泳いで泥と汗を流しているのだとか(なんとも羨ましい!)。
日本ではなかなかそんな機会もないので、ここ「フランシラ」でその製品を使ったトリートメントで体内の毒素を出してしまおう・・・

今日受けたのは、「フィンランドスペシャル face&デトックス」のコース。

カウンセリングの後に、1階にあるお風呂で、泥(ピート)風呂入浴。10分程度の入浴で汗をかいて体が温まったら、ソファでハーブティを飲んで一息ついてから、ベッドに移動。


最初はうつぶせになり、リフレクソロジー。このコースは「植物の力で解毒をする」のが目的なので、最初に足裏の反射区をしっかり刺激するのだ。イタタタタ…。老廃物がたまっているせいなのか。ちょっとの刺激でも結構痛い。片足ずつしっかりマッサージした後は、蒸しタオルを巻きビニールでくるむ。発汗を促す。



続いて腰まわりは、フランシラ製品の中でも人気の『セリュートクリーム』(150ml 8500円で販売もしている)を塗布しながらのマッサージ。腎臓のツボが固くなっていると言われるモノ書きの私にとって、このトリートメントは実に効果が出やすいのかも、と思っているうちに気持ちよくて眠りそうに。
 
仰向けになり、血行がよくなった腰の下にウォームピローを置き、腰を温める。このピローの中には、オーツ麦とダマスクローズの花を乾燥させたものが入っていて保温時間が長かった。

仰向けの状態で受けるのは、フェイシャルのマッサージと泥(ピート)パック(マスク?)のみ。オリジナルのブレンドのパックは、上から紙みたいなものを覆って顔を温めて血行を促進させる。「ちょっと苦しくて息ができないです」といって鼻の部分を大きくしてもらったので(私は口呼吸なのか?)、楽になった。

パックを外すと顔がぽっかぽか。ほんのり温かくなっていた。パックの前の、オイルでのマッサージ(私はダマスクローズとカモミールのオイルだった)も気持ちよく、このコース、足から血行が促進されて顔色もよくなり、末端を刺激したことで、「体内」の毒素がスコーンと出てった気分。残念だったのは、ハンドやお腹や、足の表面などのトリートメントがなかったこと。これも、「おまかせコース」(150分25000円)になると、つけられるということで、今度はそっちにしてみようかな。


⇒続いてはガイドの感想とサロンデータです。

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