猫の嘔吐! 餌・胃液・黄色い液体など吐いたもの別の原因と対処法

食べ物、胃液、黄色い液体や泡っぽいものなど、猫はよく吐く動物。大半は心配ありませんが、初心者の飼い主さんは吐かれるたびにヒヤヒヤ、ドキドキかもしれませんね。猫の嘔吐の原因や対処法、注意するもの・しなくていいもの、いろいろまとめてみました。

執筆者:All About 編集部

<目次>

猫の心配な嘔吐・そうでない嘔吐……吐いたものをチェック!

猫の嘔吐! 餌・胃液・黄色い液体など

猫の嘔吐! 餌・胃液・黄色い液体など

猫は、毛づくろいのときに飲み込んだ毛玉を出そうとして、よく吐きます。従って嘔吐自体にはあまり問題ありませんが、いつもと違うもの(血など)を吐いていないか、毎回確認するのがおすすめです。

リンク: 自分でできる猫の健康診断 [猫] All About

こんなときは注意して

こんなときは注意

こんなときは注意

連続して2~3回嘔吐しただけなら、あまり心配しなくて大丈夫。しかし、吐いた後1時間以上経っても具合が悪そうにうずくまっていたり、嘔吐がおさまらなかったりするときは要観察です。

リンク: 猫の心配なおう吐とは? [猫] All About

白い泡、黄色い液体を吐いたとき……白い泡は胃液、黄色い液体は胆汁

白い泡、黄色い液体を吐いたとき

白い泡、黄色い液体を吐いたとき

白い泡や黄色い液体は、逆流してきた胃液や胆汁。ほとんどは空腹が原因で起こったもので、特に心配はいりません。あまり食事の間隔が開きすぎないよう、小分けにフードを与えるなど工夫してみてください。

リンク: 猫のからだセミナー 吐く編
 

胃酸過多や膵炎の場合も

胃液や胆汁を吐く場合、胃炎や胃酸過多症にかかっているケースもあります。胆汁の量が多い場合、何らかの原因で腸が狭まっていたり閉塞していたりする可能性や、膵炎、胆管炎が隠れていることも。空腹でもないのに何度も胃液を吐くときは病院へ。

リンク: 秋山どうぶつ病院
 

血や茶色い液体を吐いたとき……「これ、もしかして血?」

血や茶色い液体を吐いたとき

血や茶色い液体を吐いたとき

吐いたものに明らかに血が混じっている、赤褐色や茶色い液体を吐いた――このようなときは病院へ。消化器系の病気、潰瘍、腫瘍など深刻な病気が考えられますので、しっかり診察してもらいましょう。

リンク: 猫の嘔吐!胃液や血は病気?黄色は?吐く原因と症状まとめ - pepy
 

餌を吐いたとき……餌が体質に合っていない可能性あり

餌を吐いたとき

餌を吐いたとき

餌をよく吐く場合は、与えている餌が体質にあっていない場合があります。フードのメーカーを変えたり、粒の小さい餌にしてみたりするだけで吐かなくなることもあるようなので、いろいろ試してみてください!

リンク: 病気じゃないのに!猫が餌を吐く5つの原因と対策
 

ただのせっかち?

あわててガツガツと早食いするくせのある猫もよく吐きます。食べてすぐ吐いた、ほとんど消化された様子が見られない、吐いたあともケロッとしていて元気…といったことが当てはまるならこのタイプとみて間違いありません。

リンク: 猫が餌を食べて吐く!原因はなに?
 

異物を吐いたとき……誤飲したものが詰まる危険が!

猫はビニール片、ボタン、紐など、食べ物ではないものを誤飲してしまう場合があります。無事に吐ききれていればいいですが、まだ体内に異物が残っていたり、飲んだもので消化器を傷つけてしまう危険も。注意深く様子を見て、気になる場合は病院へ。

リンク: 猫ちゃんが吐いてしまった: 猫の病気を自然治癒力を高めて治す!


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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