
インスタグラム(Instagram)のアカウント削除ページはどこにある?
本記事では、インスタグラム(Instagram)のアカウントを消して、完全にデータを削除する方法をご紹介。利用解除との違いや実際にアカウントを削除したユーザーの経験から、注意点も解説します。
インスタグラム(Instagram)のアカウントを削除する前にデータをバックアップする
インスタグラム(Instagram)のアカウントを削除する前に、過去に投稿した写真や動画、DM等のデータをバックアップできます。バックアップは以下の手順で行います。1. プロフィール画面の右上にあるメニューボタンをタップする
2. [アカウントセンター]を選択する 3. 「アカウント設定」の項目から[あなたの情報とアクセス許可]を選択 4. [個人データをダウンロード]を選択
5. [情報をダウンロードまたは転送]を選択 6. [利用可能なすべての情報]を選択
7. 「情報をどのように利用したいか」求められるため、データをデバイス(自身の端末)にダウンロードするか、リンク先に転送(Google DriveやDropbox)するかを選択する
インスタグラム(Instagram)のアカウントを削除して完全に退会する方法
バックアップが完了したら以下の手順でアカウントを削除します。1. プロフィール画面の右上にあるメニューボタンをタップする
2. [アカウントセンター]を選択する 3. 「アカウント設定」の項目から[個人の情報]を選択 4. 「アカウントの所有権とコントロール」を選択 5. 「利用解除または削除」を選択 6. 自身のアカウントを選択する 7. 「アカウントの削除」を選択する
8. アカウントを削除する理由を選択し、指示に従ってページを進める
9. パスワードを入力し、アカウントの完全削除を実行する
インスタグラム(Instagram)のアカウント削除操作から30日間は復旧が可能
インスタグラム(Instagram)のアカウントを削除すると、アカウントが完全に削除される日付(アカウントの削除リクエストを送ってから30日後の日付)が表示されます。この期間内にアカウントにログインすると、アカウントは復旧され、削除操作は無効となります。完全に削除したい場合、この期間内にログインしないように注意しましょう。アカウント削除を取り消したい場合、30日以内にログインするだけで削除をキャンセルできます。この期間を超えるとアカウントは完全に削除されるのでご注意ください。削除をキャンセルする場合は30日以内に以下の操作を行います。
- ログインする
- [アカウントをキープ]を選択する
- [〇〇としてログイン]を選択する
インスタグラム(Instagram)のアカウントを一時停止(利用解除)する
上記のようにインスタグラム(Instagram)のアカウントを完全に削除する方法とは別に、一時的にアカウントの利用を停止させる方法があります。
アカウントを削除して30日が経過すると、データは完全に削除されます。また、アカウントを復旧したり、同じユーザーネームを使用したりできません。
一方、アカウントの一時停止(利用解除)では、インスタグラム(Instagram)上にプロフィールや投稿写真・動画等のデータは残ります。そして自分の好きなタイミングでアカウントを再開できるのが特徴です。
操作は上記のアカウントを削除する方法の1~6までを行い、7で[アカウントの利用解除]を選択します。次のページで理由を選択し、パスワードを入力し、[アカウントを一時的に利用解除]を選択して完了です。
インスタグラム(Instagram)のアカウントを削除したら相手にどう見える?
アカウントを削除すると、フォローし合っていた相手のフォロー欄やフォロワー欄にアカウントは表示されなくなります。
また、あなたが相手の投稿内容にした「いいね!」は消え、相手があなたの投稿した内容に「いいね!」をした場合、相手の「いいね!」履歴からも消えます。
相手はDMからあなたのプロフィールページにアクセスできますが、初期化されたプロフィールが表示され、登録していた情報は消えて見ることはできません。
ただし、アカウントを削除しても、そのアカウントでやり取りをしたDMのメッセージは相手方に残ります。DMの履歴を消したい場合、メッセージをひとつずつ消していく必要があります。メッセージの消去は送信したメッセージを長押しし、「送信を取り消す」を選択します。
実際にインスタグラム(Instagram)のアカウントを削除した人に聞いてみた! 操作で迷ったことや削除後に困ったことは? リアルな感想
ここからはAll About編集部が実施したアンケート調査から、インスタグラム(Instagram)のアカウントを削除したことがある20~60代の計100人に聞いた、削除時に戸惑ったことや迷ったこと、削除後に困ったこと、後悔したことを紹介します。
●インスタグラム(Instagram)のアカウント削除時に戸惑ったことや迷ったこと
(1)削除方法が分かりづらかった
・どこから削除していいのか分からなくて、間違えて本垢を消しそうになった(20代女性/岡山県/インスタのアカウント所有数:3~5個)
・削除ページが設定画面の奥にあり、見つけるまでに何度も画面を行き来した。手順が分かりにくく途中で本当に削除されるか不安になった(20代男性/静岡県/インスタのアカウント所有数:3~5個)
(2)パスワードを忘れていた
・パスワードを思い出せなくて、削除するためにわざわざ手続きした(20代女性/東京都/インスタのアカウント所有数:1個)
・パスワードを入力する際、メモしていなかったので間違えた(20代女性/大阪府/インスタのアカウント所有数:3~5個)
(3)削除途中で不安や迷いが生じた
・もしまたアカウントを作ろうと思ったとき、削除歴があると何か不都合はあるのだろうかと、少し迷った(30代女性/静岡県/インスタのアカウント所有数:1個)
・削除する際に、フォローしている人に気が付かれないか不安だった(20代男性/東京都/インスタのアカウント所有数:2個)
●インスタグラム(Instagram)のアカウント削除時に困ったこと、後悔したこと
(1)友人、知人、フォロワーとのつながりがなくなったこと
・インスタだけでつながりがあった人と連絡がとれなくなってしまい共通の友人を通して遠回りな連絡のとり方をしなければならなかった(30代女性/埼玉県/インスタのアカウント所有数:2個)
・削除後にフォロワーとの交流が途絶え、非公開アカウントの投稿にもアクセスできず、寂しくなってしまった(40代男性/静岡県/インスタのアカウント所有数:1個)
(2)写真や思い出のデータが消失してしまった
・写真や動画のバックアップ漏れがあり、二度と見れなくなってしまった(40代男性/山形県/インスタのアカウント所有数:2個)
・子どもの成長アカウントだったのでアーカイブにいれて削除しないほうが良かったのかなと思った(20代女性/茨城県/インスタのアカウント所有数:2個)
(3)店舗やイベント情報へアクセスできなくなった
・ペットのかかりつけの病院のお知らせなどは、ホームページよりもインスタの投稿のほうが早くお知らせが出ることが多いため、見られなくなるのは少し不便な感じもあった(30代女性/愛知県/インスタのアカウント所有数:1個)
・育児のお得情報や支援金情報を仕入れられず、多分損しているところはある(30代女性/東京都/インスタのアカウント所有数:2個)
●インスタグラム(Instagram)のアカウント削除経験について
最後に、読者に聞いたインスタグラム(Instagram)のアカウント削除経験をご紹介します。
All About編集部が2025年7月に実施したアンケートでは、全国20~70代の500人のうち11.6%(58人)が「アカウントを削除したことがある」と回答。7.8%(39人)が「アカウントを削除したいと思ったことはある」、52.0%(260人)が「アカウントを削除したいと思ったことがない」ことが分かりました。
インスタグラム(Instagram)のアカウントを削除する際には、ぜひ今回紹介した体験談なども参考にしてみてください。
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