■応用編――ラインと色で印象をアレンジ
A. リップラインで印象をアレンジ!
【1】シャープな印象に……キリリとシャープな印象はリップラインで演出します。ラインを描くときに、上唇上部の山を意識して鋭角に描いてみて。さらに、口角から山のラインや、口角から底辺までのラインも、やや直線気味に描くとキリッと知的な唇に見えます。【2】キュートな印象に……キュートな印象も同じくリップラインで演出。色とツヤによってはセクシーにも。口角から上唇上部の山へのラインと口角から底辺へのラインを、実際の唇の輪郭より少し膨らませ気味に描きます。
この際、山の頂点となる角と、底辺のラインは動かさないこと。上下ではなく、左右に唇の輪郭を膨らませるのがポイント。膨らませる部分は多くても輪郭より2mm程度におさえるのが自然です。
【3】カジュアルな印象に……カジュアルな印象にしたいときは、リップラインをぼかせばOK。手順に従って口紅やグロスを塗ったあと、ティッシュを巻きつけた指で唇の輪郭線をなぞります。描いたリップラインが目立たなくなれば成功。ライン上にパウダーをパフでのせても。
B. 口紅の色で印象をアレンジ!
【1】華やかな印象に……華やかな印象というと、つい赤やピンクといった「派手」な色を選びがちですが、これはリップのみが浮いてしまう原因にもなりがち。青みの強すぎないローズ系の色ならそんな失敗もありません。
【2】シャープな印象に……赤口紅に挑戦して、シャープな印象に仕上げてみるのも◎。青みの強すぎないクリアな赤を選びましょう。赤口紅を選んだら、目元に色を乗せすぎないこと。アイメイクはライン重視で仕上げれば、強いリップメイクともバランスが取れるのです。
【3】キュートな印象に……キュートといえばピンク。白っぽい色は唇のシワなどを目立たせてしまうので、ツヤ感のあるアイテムを選ぶか、グロスを重ねてカバーしましょう。多少黄みの入ったピンクなら、色白肌さんでなくてもキュートにこなせます。
【4】カジュアルな印象に……普段メイクのカジュアルな印象には、やはりベージュなどのなじみ色を一本もっておくと便利。とはいえ、肌になじみすぎる色はくすみの原因ともなりNG。肌色になじみつつ沈まない色は、必ずメイクした顔とのバランスを見て選びましょう。
○写真の口紅についてはこちらをご覧下さい。
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