お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、老後のお金が不安なときの対策について専門家が回答します。
 

Q:まわりの情報に振り回され、老後がますます不安になってきました

「こんにちは。最近は、世の中の状況について振り回されることが多くなってきました。お金のことについても、他人から、それしか貯金ないの?とバカにされたことがあり、これから足りなくなるのではないかと、不安になっています。特に心配なのは老後についてです。ぶっちゃけ老後のお金はいくらあれば足りるんでしょうか? だれも頼れる人がいないので教えてください」(40代・会社員)
 

A:老後の生活費がいくらなのかをシミュレーションしてみましょう

先が見えないコロナ禍が続き、将来に不安を抱いている人は少なくありません。誰も頼れる人がいらっしゃらないとのことですので、不安に感じるのは仕方ないことだと思います。では、老後のための資金はいくらを目安にすればよいのか、考えてみましょう。

お金は多いに越したことはありませんが、現実的にどれくらいのお金があればよいのかを知っておくことが大切です。

生命保険文化センターが行った意識調査によれば、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は、月額で平均22万1000円でした。相談者の場合1人なので、概ね8割の18万円を生活費として考えてみてください。

単純計算ですが、年金が支給されるとき月額で18万円、年間で216万円の収入があれば何とか生活できる計算になります。相談者様はまだ若いので支給される年金額は確定していませんが、受給できる年金から18万円を引いた差額を預貯金として準備しておけばよい計算になります。

たとえば年金として月額15万円受給できるなら、毎月の不足額は3万円、年間の不足額は36万円です。90歳までの25年間で必要となる金額は、トータル900万円が必要になる計算になります。

900万円と聞くと、そんなにたくさん?と思うかもしれませんね。でも、相談者様は会社員です。退職金があれば、ある程度の資金を老後資金に充当することができます。また、できるだけ長く、少なくとも年金受給前の65歳までは働いて、預貯金額を増やすことも考えてください。

その他の方法としては、年金そのものを増やすことも検討してください。老後の資金の上乗せとして注目されているのがiDeCo(個人型確定拠出年金)です。積立時、受取時等の各場面で税制面の優遇が受けられ、受け取りは原則、60歳からです。

加入している年金制度によって最大掛金額は変わってきますが、掛金は毎月5000円からですので、無理なくスタートできるのではないでしょうか?

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