お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、高齢の無職世帯が赤字家計に転落しないコツを専門家が回答します。
 

Q:夫婦ともに働かない年金生活、赤字になりそうです

「私たち夫婦は、65歳以降は、健康を第一にして、無理をして働きたくないと思っています。年金は今の収支を考えるとギリギリ足りるか足りないかで、ローンを返すと赤字になりそうです。かといって貯金もそんなに多くないので、どうしたらいいんでしょうか? 老後を考えると今から暗くなります」(60歳・嘱託)
 

A:家計の見直しと働く期間を延ばすことを検討してみましょう

65歳以降は無理することなく、のんびり過ごしたいというその気持ち、理解できます。とはいえ、年金は何とか足りるのかという状態であり、住宅ローンには残債があります。そのような場合、どのような点に気を付けていかなければならないのか、考えていきましょう。

まず、問題点としてあげられるのが、65歳の収入は年金になるものの、ギリギリになりそうであるということ。もう一つの問題点は。住宅ローンを返済すると、赤字になりそうだということです。

実際に収支については把握していらっしゃるようですが、支出に無駄がないのか? 使途不明金がないのか? を確認し、家計の見直しをすることが必要です。65歳以降は年金のみになり収入が限られます。いかに支出が抑えられるのかが、ポイントになってきます。

住宅ローンを返済すると赤字になってしまうようですので、毎月の返済額を減額できないのか、金融機関に相談してみましょう。

減額する方法としては、主に2つあります。

【1】金利が高い場合には低い住宅ローンへと借り換えする。
【2】さらに、返済額軽減型を選択し、毎月の返済額を減らす

とはいえ、繰り上げ返済をするには、ある程度まとまったお金が必要になります。お金が準備できないのなら、毎月の返済額を減らすことができないか、相談して下さい。

相談するときには、「ただ返済が大変だから減らしたい」等では、かえって滞納するのではないかと相手方に不安な気持ちを抱かせてしまいます。相談するときには、毎月の収入がいくらあるのか、どれくらいの支出があり、住宅ローンの返済額は毎月いくらなら問題なく返済できるのかがわかるような資料を作成して相談するようにして下さい。

相談者は働くのはあと5年と考えていると思います。ただ、少しでも長く働いて収入を得ることができれば生活にゆとりが生まれますし、年金を受給する年齢も繰り下げることができれば、受給できる年金額を、最大で42%アップすることができます。

状況を的確に判断しながら、離職するタイミングをずらすことも検討して欲しいと思います。

※専門家に質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

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