現役時代の収入や資産がたくさんあったはずなのに、老後は家計に苦しむ人がいる一方で、かたや現役時代の収入や資産は多くないのに、老後は余裕を持って生活できている人。金持ち老後・貧乏老後、その違いについて解説します。

【ガイドの福一さんが金持ち老後と貧乏老後について解説します】



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貧乏老後の特徴・その1

貧乏老後の特徴の1つ目としては、「受け取る年金額が少ない」です。老後の生活の収入源は年金のみという人も多いでしょう。この年金額が絶対的に少ないとなると、安定した生活設計が難しくなります。生涯受け取ることができる年金は、老後の生活設計に一番重要な収入となります。年金額が少ないと、老後の生活はかなり厳しいものになるでしょう。
 

貧乏老後の特徴・その2

貧乏老後の特徴の2つ目は、「老後は〇〇すべき」と思っている人です。現役時代はしっかり働いたので、老後生活を思いっきり満喫して楽しい時間にしようと考えていると、思わぬ落とし穴にはまりますよ。

例えば、「老後のために自宅は大規模リフォームをしないといけない」「元気なうちは年に2回は海外旅行を行くのが当たり前」「趣味は2つ以上持ち、毎週習いに行くべき」……など。現役時代にできなかったあれこれを、リタイア後にやるべきと思い込んでいると、思わぬ出費が続き貯蓄が底をついてしまうという事態もあり得ます。特に、現役時代に高収入だった人が陥りやすいので注意しましょう。
 

貧乏老後の特徴・その3

貧乏老後の特徴の3つ目は、「老後も一定の高額支出が続く」場合。一番厳しいのが賃貸住宅の場合。生涯、家賃を支払い続けることは、毎月の支出を大きく増やすことになってしまいます。マイホームの場合でも、住宅ローンの返済が続く人は注意が必要。また、リタイア後も子どもの学費を負担したり、子どもの生活費を援助するなどの出費が続くと老後の生活費は厳しいものになるでしょう。
 

金持ち老後の特徴・その1

一方、金持ち老後の特徴として1つ目は「上乗せ年金が充実していること」です。公的年金が高額であればひとまず安心ですが、さらにその上乗せとして企業年金や個人型確定拠出年金「iDeCo」などで、しっかりと老後資金を準備していると、公的年金の受給開始を遅らせ、繰り下げ受給として年金受給額を増やすことができます。例えば、2022年4月から75歳まで年金受給を繰り下げることが可能になりますが、75歳まで繰り下げると84%も年金額が増えます。人生100年時代といわれる今、年金をいかにたくさん受け取れるかが金持ち老後への第一歩です。
 

金持ち老後の特徴・その2

金持ち老後の特徴の2つ目は「生活費の大半は年金でまかなえる」こと。生活費が年金でまかなえるとなれば、基本的には老後のために貯めた資金は減らないことになります。これは大きな安心ですよね。現役時代に準備した老後資金を、医療費や介護費用などのイザという時のためにとっておくことができます。また、使い過ぎには十分に注意が必要ではありますが、計画的に旅行に行くなどのレジャー費なども使いやすくなります。とても、充実した老後生活が送れるのではないでしょうか? 生活費を抑えて年金の金額内におさめるのが大切です。
 

金持ち老後の特徴・その3

金持ち老後の特徴3つ目は「第2の収入があること、または、潤沢な老後資金があること」です。公的年金以外にも収入があると、生活設計がガラリと変わります。例えば、年金を受給しながらでも少しずつ働くと、家計の赤字を防いだり、レジャー費用にまわしたり、また、さらに貯蓄ができるかもしれません。健康面で働ける間は働くというのは、金持ち老後への近道といえるでしょう。また、賃貸不動産を所有して家賃収入が得られる、保有している株からの配当金があるなどの場合は、体力や健康面での心配をすることなく収入を得ることができます。また、老後の資金をたっぷり貯められた人も、間違いなく「金持ち老後」となるでしょう。
 

貧乏老後にならずに、金持ち老後になるために一番大事なこと

このように、貧乏老後と金持ち老後には、それぞれ特徴があります。貧乏老後にならずに、金持ち老後になるために一番大事なことは「老後の生活を予測し、身の丈に応じた生活設計をする」ことです。老後の収入の大きな柱になる年金収入を知り、少なければ繰り下げ受給などを駆使して少しでも年金額を増やす。生涯受け取れる年金収入を確保することは、人生100年時代といわれる今、安定した老後の生活設計には欠かせません。
 
また、いくら年金収入が多くて老後資金がたっぷりあっても、支出が多ければ一気に貧乏老後となります。それを防ぐためには、やはり支出のコントロールが大切です。日々の支出はもちろん、旅行や趣味などの特別支出まで計画的に管理できると、手持ちの老後資金を減らすことなく、医療費や介護費用が必要になったときも安心して暮らせる金持ち老後になることでしょう。

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