食事ダイエット/ドリンク・スープダイエット

3ヶ月集中講座(10)水不足ダイエットでドロドロ(2ページ目)

身体の大部分を占める水。もしかしたらあなたの体重減少は脂肪ではなく水が減っただけかもしれません!

執筆者:河口 哲也

体脂肪率を正しく理解するにも水分に関する知識は必要!

前のページで説明したように、人間の体では2キロ以上の水が毎日出し入れされているわけです。なので、入口の水を抑えるか、利尿作用が強いものを食べさせて出口の水を増やし水分の出納バランスをこわせば、簡単に数キロ単位の(見かけの)体重減が可能なのです。

また、正しいダイエットを「脂肪を減らすダイエット」と考えた場合、体脂肪率をダイエットの目安にしている人も多いことと思います。しかしその体脂肪率に関しても、あくまで”率”である以上、身体の大部分を占める水分量との相関(割合)であるわけで、この水にまつわる知識を深めることはダイエットを理解する上でとても大切なことなのです。


ポイントその1
短期的な体重変化に惑わされるな!

水
水の味の違いを語れる人になりませんか?
それでは、上記のことを踏まえてダイエット中に考えなければならないことは、まず第一点として短期的な体重変化には一喜一憂しないことです。これは、体脂肪量の変化ではなく、水分量の変化を指している可能性が高いからです。


ポイントその2
積極的に水分補給を!

第二にダイエット中も積極的に水分補給をすること。ダイエット中は、特に食べる量が減りがちで、その結果食品由来の水が減ってしまいます。また、体は水不足になると、老廃物の排出能力が落ちて美容にもよくありませんし、血液も水分が不足するとドロドロになりやすくなります。

水は最終的には脂肪として蓄えられることはありませんので、ダイエット中も(は)積極的に摂取しましょう!


ポイントその3
果汁飲料、牛乳などに注意!

さりとて、1日1,500ml程度摂取する水分を、全てジュースや甘い缶コーヒーなどで摂ってしまえば大変なエネルギー量になってしまいます。また牛乳なども脂肪分が多くカロリーが高いため、がぶ飲みしている方は注意が必要です。今さらですが、代表的な飲み物に含まれているエネルギー量を表にしてみました。一番上のちょっと大きめのスティックシュガー(4g)と比べてみて下さい。




以上を知識としてお持ちになった上で、ダイエット中の正しい水分補給の方法をご紹介したいと思います。

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