これでメルカリ、PayPayフリマ、ラクマのすべてのフリマアプリで匿名配送の足並みが揃ったことになります。各サービスが提供する配送方法において匿名配送を使うには、一定の条件が必要になってきます。今回はラクマの「かんたんラクマパック」や匿名配送を解説していきます。
ラクマの「かんたんラクマパック」についておさらい
ラクマの「かんたんラクマパック」は、郵便局(日本郵便)とヤマト運輸の2つの提携先があります。今回匿名配送が導入されたのはヤマト運輸のほうです。荷物の受付場所 かんたんラクマバック(日本郵便)は、郵便局とローソンから発送可能です。一方かんたんラクマバック(ヤマト運輸)の方は、セブン-イレブン、ファミリーマート、ヤマト運輸の営業所、宅配便ロッカーPUDOから発送ができます。
かんたんラクマパック(日本郵便)の料金
かんたんラクマパック(日本郵便)は、ゆうパケットとゆうパックの2つに対応しています。ゆうパケットは一律179円(税込)、ゆうパックはサイズによって料金が異なります。
60サイズ:700円
80サイズ:900円
100サイズ:1150円
120サイズ:1350円
140サイズ:1500円
160サイズ:1500円
170サイズ:1500円
重さは一律25kgまで対応しています。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の料金
ヤマト運輸の方は、ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の3つの種類があります。
ネコポスは全国一律200円(税込)、宅急便コンパクトは全国一律570円(税込)。宅急便はサイズと重さによって料金が異なります。
60サイズ(2kgまで) :800円
80サイズ(5kgまで) :900円
100サイズ(10kgまで): 1150円
120サイズ(15kgまで): 1350円
140サイズ(20kgまで):1500円
160サイズ(25kgまで):1500円
※宅急便コンパクトの場合に税込み70円の専用資材が必要です。
匿名配送を使うための条件
匿名配送を使うには、購入希望者が購入する前にかんたんラクマパックに設定する必要があります。 もしこれ以外の配送方法を設定した場合はお互いの住所や名前等の情報が表示されます。購入する側の立場になったとき、欲しい商品がかんたんラクマパックに設定されていない場合には、出品者に連絡をしてこの方法に変更してもらいましょう。ただし出品者が送料負担することを考えると、変更することによって送料が上がってしまうとなると、その差額分の負担を求められるかもしれません。価格が若干上がる可能性もあるので、その点を含め交渉していきましょう。
購入者の住所変更は可能?
購入した商品を違う住所へ送ってほしいと思うこともあるかもしれません。その場合には出品者が発送時にQRコードを発行する前に連絡をする必要があります。逆に考えると、出品者が発送用のQRコードを発行してしまうと、その後は送り先の住所の変更ができないということです。かんたんラクマパックで匿名配送が使えるようになったことで、個人間の情報のやり取りのリスクがかなり軽減されました。またかんたんラクマバックには、配送トラブルが発生したときの商品代金を補償する「ラクマあんしん補償」などもあります。ユーザがより安心して取引ができるように、ラクマの努力が伺えます。
【ラクマおすすめ記事】
・ラクマの手数料や発送方法は? メルカリとの違いやメリット/デメリットまとめ
・使わないスマホが郵送だけでお金に変わる!ラクマ買取サービスが便利
・メルカリの手数料をラクマ、PayPayフリマ、ヤフオク!と比較! 安いのはどこ?
・PayPayフリマとは? メルカリ、ラクマとはここが違う!
【こちらもチェック!】
・メルカリの使い方を徹底解説! 始め方を出品/購入別に分かりやすく紹介
・メルカリ発送方法の種類と比較! 安いのは?
・メルカリで即売れる10のコツ!
・メルカリで売れないのはなぜ?
・メルカリで多いトラブル事例8選!
・メルカリでいいねがつく意味とついても売れない理由
・メルカリ出品禁止物一覧の調べ方や知らないと利用制限になってしまう物