毎日の野菜・フルーツレシピ/フルーツの栄養・効能

りんごの栄養・選び方・保存方法

華やかな香り、シャキッとした歯ごたえ、口に広がる甘みとほのかな酸味が人気のりんご。栄養的にも優秀で、1日1個のりんごは医者を遠ざける、と言うくらいです。りんごの魅力を紹介いたします。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド


りんご

同じ味わいのりんごはないからこそ、自分好みのりんごを見つけておきたいものですね


華やかでフルーティーな香り、シャキッとした歯ごたえ、口に広がる甘みとほのかな酸味が人気のりんご。栄養的にも優秀で、1日1個のりんごは医者を遠ざける、と言うくらいです。日本だけでもたくさんの種類があるので、それぞれの味わいと食べ頃を知っていれば、りんごの楽しみが倍増すること間違いなしです!

旬真っ盛りのりんごを選んで、ぜひとも自分好みのりんごを見つけてください。

りんごの栄養

たかがフルーツでしょ、とあなどっている方はいませんか? そんなことはありません。成分のほとんどは水分で、ビタミン類は多く含まれていませんが、りんごには生活習慣病を予防するための成分がギュッと詰まっています。

まず、水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれています。ペクチンには整腸作用があるので便秘改善や、血糖値の上昇スピードを抑える働きがあるので糖尿病の予防に効果を発揮します。

また、カリウムが多いことでも知られています。カリウムは高血圧の予防に期待できます。

そして白い果実の部分にはケラセチン、赤い皮の部分にはアントシアニンと呼ばれるポリフェノールを持っています。ポリフェノールは強い抗酸化作用があり、血中コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防してくれることで、注目されている成分です。

りんごには、こんなにたくさんの、生活習慣病予防の成分が含まれているのです。 カロリーも低いので、毎日気軽に食べられるところもうれしいところ。ガブリとかじれば、あごの力も鍛えられ、虫歯も遠ざけてくれます。りんごで始める健康生活もおすすめです。

りんごの選び方

よいりんごの選び方
赤系りんごは色ムラがあっても問題なし!
  • 赤系りんごなら、皮の色が鮮やかに発色しているものを選びます。青系りんごなら、全体に色むらがないものを選びます。傷がついていても、味に問題はありません
  • 軸がしっかりとしていて、皮にハリとツヤのあるものを選びます
  • 持ったときに、ずっしりと重みのあるものを選びます
  • 皮がべとべとしているのは、りんごが熟すときに分泌するリノール酸やオレイン酸による現象なので、よく洗ってから食べれば大丈夫です


りんごの保存方法

りんごの保存
りんごは温度が低く、湿度の高いところで保存します
  • 冬なら常温で長期間保存できます。新聞紙などで包み、段ボール箱などに入れて、涼しいところで保存しましょう
  • 冬でも部屋の中の温度が高いと、1週間くらいで味が落ちてしまいます。早めに食べるか、冷蔵保存しましょう
  • ビニール袋に入れて、野菜室で保存すれば、2~3週間保存できます
  • ジャムやコンポートなどの保存食にするのもおすすめです
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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