前回はゲームでの公開ダイエット中の安達さんに「肉、小麦、甘味」の3点をできるだけ食べないようにするダイエット法をお教えしたことをお知らせしたところである。今回はそのうちなぜ「肉」を食べないようにアドバイスしたのかについて解説したいと思う。

そのポイントは次の3つである。
●肉を食べないことにより、動物性脂肪の摂取量を減らす
●肉を食べないことにより、動物性たんぱく質の摂取量を減らす
●肉を食べないことにより、体にかかるストレスを減らす



始めに「肉を食べないことにより動物性脂肪の摂取量を減らす」についての解説より。

以前「記事:なんちゃってベジタリアンDiet!」でもお知らせしたことではあるが、肉は動物性たんぱく質もさることながら動物性脂肪にも富んだ食品である。また、霜降り肉に代表されるように、ある程度までは脂肪が多ければ多いほど味がよくなるという傾向がある。基本的なことではあるが脂肪はその他の栄養素(炭水化物やたんぱく質)に比べてエネルギー量が多く、同じ量を食べ過ぎたときの脂肪として蓄積される量が格段に多い。そこで、この動物性脂肪の摂取量を手っ取り早く減らし、食事全体のカロリーを減らす手段として肉を食べないことが役に立つのである。ちなみに、同じ重さの炭水化物やたんぱく質に比べて脂肪のカロリーは2倍以上である。

ただし注意が必要なのは、私達の身体はある種の脂肪を食物から摂取する必要があり、全く脂肪を摂取しない生活を長く続けることはできない。基本的には肉を食べなくなったことぐらいで脂肪の摂取量が必要量を満たさなくなることは、現代人の食生活では考えにくいことではあるが、肉の摂取量を減らすと同時に、食事全体の量も極端に減らそうとする方などは、食事全体の脂肪の摂取量が極端に減り過ぎないようにする必要はある。

さらに、前回の記事でお知らせしたマクガバンレポートによると動物性脂肪の摂取量が増えると大腸ガンや乳ガン、動脈硬化などになりやすくなることが報告されている。そう言う意味では、動物性脂肪の摂取量が過剰になりがちな肥満者にとって、肉由来の動物性脂肪を減らすことは健康のためにもプラスになることなのである。

次に「肉を食べないことにより動物性たんぱく質の摂取量を減らす」とはどういうことか?についてお話すると…。

次ページへ続く…