「発酵あんこ」はダイエットにいい? メリットや活用法
SNSなどで話題の「発酵あんこ」
発酵あんこはなぜ人気? ダイエットに役立つといわれる理由
もともと発酵食品は昔から多くの方に愛されています。日本でおなじみの納豆や、ヨーグルト、キムチなども発酵食品で、菌を使って食品を発酵させて旨味を引き出して作られているのです。特に「腸活」という言葉が聞かれるようになってからは発酵食品人気が絶えず、日々の健康管理にとり入れている方が多くいます。発酵あんこも麹菌の力で腸活などに効果が期待できるのかもしれませんが、科学的な根拠などはまだわかりませんので明言は避けておきますね。ですが、市販のあんこは多くの砂糖を使って作られており、発酵あんこは砂糖を使わないのでカロリーダウンができることは明らかです。また、刺激の弱い優しい甘さなので、甘すぎるあんこが苦手な方にもおすすめです。
発酵食品は腸の働きを助けるといわれていますが、小豆自体そもそも食物繊維が豊富な食品なのです。食物繊維には便通を整える作用があり、野菜不足の現代人は摂取量が少ないことが問題視されています。普段の食事から食物繊維を摂るよう意識するのはもちろんのこと、おやつの時間に発酵あんこを摂ることで自然に摂取量アップが期待できるでしょう。
ダイエット効果があるのかどうかは他の食事のとり方やあんこを食べる量などにもよって違うのではっきりとはいえません。しかし、「カロリーの高いケーキを発酵あんこに代える」など食べ方を比較した場合はカロリーダウンができますので、とり方次第ではダイエットに役立つということはできるでしょう。
カロリー控えめのダイエット中おやつに最適! 発酵あんこの楽しみ方
定番は小倉トースト
その他、ぼた餅やお汁粉など普通のあんこの使い方と同じように使うことができます。クッキーやケーキなどの生地に混ぜ込めば砂糖の量を減らすことができるので、カロリーを抑えたおやつ作りにも活用できるでしょう。
実はおうちでも作れるって知ってた? 発酵あんこの作り方
小豆の甘味を引き出す発酵あんこ
時間がかかるのは確かですが、混ぜたり布巾を濡らし直したりする手間が必要なだけでそれほど大変なものではありません。ゆっくりと料理と向き合いたい方はすごく楽しめる料理だと思います。作るときのポイントは温度で、小豆を茹でてから熱を取るのですが、このとき60℃以下にするとよいそうです。温度が高すぎると麹菌が活性化しないので、粗熱を取るときに温度計で測ってから炊飯器で保温してくださいね。
発酵あんこはゆっくり時間をかければ自分でも作れますので、自宅で過ごす時間が増えて「なにか手仕事をしたい」という方には特におすすめです。自分の身体や健康のこと、そして時間の過ごし方を見直すよいきっかけになるかもしれません。気になる方はぜひ作ってみてくださいね。
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