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確定申告書を提出する方法は、直接提出しに行く、郵送する、e-Taxなどを利用して送信するの3つ
最近ではe-Taxを利用して確定申告をする人が多くなっており、書面で提出している人は減少しているそうです。確定申告の用紙は国税庁のHPからダウンロードでき、コンビニ等でプリントアウトできます。今回は、確定申告の用紙の入手方法や、印刷しないで作成する方法についても解説します。
そもそも、所得税の確定申告書を提出する主な方法としては、以下の方法があります。
1. 税務署等の窓口や時間外収受箱、確定申告会場等に紙で直接提出する方法
2. 税務署等に郵送する方法
3. 紙で提出しないで、e-Taxなどを利用して送信(申告)する方法
このうち、1と2については、紙で提出する必要がありますが、どのように確定申告の用紙を手に入れればいいのでしょうか。
パソコン等とプリンターを持っている場合
インターネット環境に接続できるパソコンやスマホ、タブレット等を持っており、かつ、プリンターも持っている場合には、以下の方法で用紙を入手・提出します。1. 国税庁のHPから確定申告書等をダウンロードしてプリンターで出力し、手書きする方法
(国税庁・令和5年分確定申告特集はこちら)「税の情報・手続・用紙」の「税について調べる」をクリックします。
「確定申告書等の様式・手引き等」をクリックします。
「令和5年分の確定申告書等の様式・手引き等」をクリックします。
必要な「申告書等」をクリックすれば、必要な用紙をダウンロードできます。印刷して、紙に直接書き込みましょう。
2. 国税庁のHPの確定申告書等作成コーナーで作成し、PDFを出力する方法
(国税庁 確定申告書等作成コーナーはこちら)「令和5年分 確定申告」というバナーをクリックします。
右端の「確定申告書等作成コーナー」のバナーをクリックします。 「作成開始」のボタンを押し、「印刷して提出」を選択してください。必要事項を記入して作成したらPDFが出力されますので、印刷して税務署に提出してください。
パソコン等は持っているがプリンターを持っていない場合
インターネット環境に接続できるパソコンやスマホ、タブレット等は持っているがプリンターを持っていない場合には、以下の方法で対応が可能となります。1. パソコン等に保存したPDFをコンビニで出力する方法
上記のプリンターを持っている場合の2(確定申告書等作成コーナー)で作成したPDFをコンビニで印刷することも可能です(参考:セブン-イレブンHP)。
2. そもそも紙での提出は行わず、e-Taxで提出する方法
「マイナンバーカード方式(スマートフォン)」「マンナンバーカード方式(ICカードリーダライタ)」「ID・パスワード方式」のいずれかを選び、作成します。マイナンバーカードを持っていない人はID・パスワード方式での提出となりますが、ID・パスワードを手に入れるためには税務署等で届け出をする必要があります。
※ICカードリーダライタがないため、マイナンバーカード方式を選択できなかった人でも、スマホ等があれば選択可能になりました。
確定申告の用紙を郵送で取り寄せる方法もあります
確定申告の用紙を、税務署から郵送で取り寄せることも可能です。なお、その依頼も郵送で行います。この場合、かならず、返信用の封筒に切手や宛名等を記載することは忘れないでください。また、電話では対応してもらえませんので注意してください。印刷できない、パソコンが使えない場合は、税務署等に取りに行くことも可能
税務署等の窓口や確定申告会場などで申告書等を入手することも可能です。しかし、できるだけ人混みを避けたい人も多いと思いますので、2024年も郵送で提出するのがよいでしょう。また、マイナンバーカードを持っている人や、すでにID・パスワードを発行済みの人は、郵送する手間のかからないe-Taxを活用して提出することをオススメします。【関連記事をチェック!】
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