疲労感を増加させる……5つのNGダイエット習慣とは
疲労感を増加させるダイエット習慣
そこで今回は、せっかくのダイエット計画を台無しにしてしまったり、疲労感を増加させてしまう間違ったダイエット習慣を、ウェルネス&ダイエットエキスパートの私が5つご紹介したいと思います。知らぬ間に意外とやってしまう、よくあるNG習慣を事前に知っておくことで効率よくダイエットできますよ!
<目次>
NGダイエット習慣1. 実現不可能な目標を掲げる
無理のない目標設定が大事
ダイエットを始める際は「このダイエットは一生続けられる?」と自分に問いかけ、「YES!」と答えられるものだけ取り組むことが大切。また、実行できる範囲の小さな目標を立てることも重要です。
例えば、体重であれば1カ月に1kg程度痩せるのが理想なので
・「減量」→「運動をしてキレイなボディラインになる」
・「食べない」→「健康的でバランスのよい食事を摂る」
・「甘い物は絶つ」→「ひと口だけゆっくり食べる」
というポジティブなルールに代えてみましょう。
「〇〇はダメ&NG」といったようなルールではなく、ポジティブな言葉に置き換えたルールのほうがストレスなく実行でき、続けやすくなります。
NGダイエット習慣2. 糖質や脂質を排除しまくる
ヘルシーな食材に置き換える方法を学びましょう
糖質を食生活から排除してしまうと、タンパク質を構成しているアミノ酸を肝臓が糖に作り変えるというシステムが働き出すため、肝臓に負担がかかりますし、体は自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えていくため、筋肉量がどんどん減ってしまい疲労感にもつながります。
また、糖質以外の大好きな食べ物でも完全に排除する必要はありません。排除する代わりに、ヘルシーな食材を上手に活用して食生活に取り入れる方法を学びましょう。
例えば、クリーム系の味付けが好きな場合は、生クリームやバターの代わりにアボカドやヨーグルトを活用する、揚げ物が好きな場合は、砕いたナッツを衣代わりにしてオーブンで焼くようにすると良いですよ。
NGダイエット習慣3. 食事を飲み物のみに置き換える
飲み物だけダイエットを続けるのはNG
スムージーは、たとえグリーンスムージーといっても素材の大半は柑橘類やバナナ、キウイなどの果物で、小松菜やセロリなどの野菜の比重は全体量のなかでは少なく、糖分の摂り過ぎやタンパク質不足などによる不調に陥りがちです。また、市販の野菜ジュースなどには甘味料が使われていることもあるため、たくさん飲んでしまうとなると注意が必要です。
また、咀嚼を必要としない液体のスムージーや野菜ジュースは、消化しやすいというメリットはありますが、食道、胃、腸などの内臓も筋肉でできているので、固形物を摂らない習慣が続いてしまうと消化能力が低下し、内臓の老化にもつながります。
さらに、冷たい状態で飲むことは体を冷やすことにも! 冷えはダイエット&美の大敵なので、ダイエットをして美しく健康になりたいのに、冷えによる疲労やむくみなど、逆に不調のスパイラルを生んでしまう可能性も大です。
お酒を飲んだ日の翌日や暴飲暴食が続いたときなど、胃腸が弱っている時に数日間プチ断食として行うのはOKですが、長期で実践するのは控えましょう。
NGダイエット習慣4. 過剰なエクササイズ
運動も少しずつでも続けることが大切
「1日に〇km走らないと気持ちが悪い!」「ダンベルを〇回上げる」「スクワット100回」など、過剰なエクササイズを長時間&長期間続けることによって疲れが蓄積し、慢性疲労の状態になってしまいます。
こういった状態でも深刻にとらえず、調子を上げるためにさらにエクササイズに励んでしまうと、いつも通りのパフォーマンスが発揮できなくなるだけでなく、日常生活でも体が重く感じたり、不眠や不安、集中力低下なども起こってしまいます。
エクササイズも食生活と同様に、最初は無理なく毎日のスケジュールに取り入れることができる現実的な目標を立てることが大事です。「頻度や回数を増やすことは、余裕が出てきたらいつでもできる!」ぐらいの心身の余裕を持って取り組みましょう。
NGダイエット習慣5. 体重に支配される
体重はあくまでも目安として考えましょう
そんな理由から、体重の増減に一喜一憂せず、ムダに落ち込むことを避けるためにも、体重計に乗るのは週1回程度がオススメです。
そして、体重よりも鏡に写るボディラインの変化や、体調の良しあし(冷え、便秘、睡眠など)に目を向けることのほうが、長い目で見たらリバウンドしないヘルシー美ボディに近づくことになるでしょう。
自分にも当てはまる内容はあったでしょうか? 疲れない健康的な体と心をキープしてこそ、ダイエット成功が叶います! ぜひ確認してみてくださいね。
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