ちりちりとした葉も、しっりとした硬さのある芯もおいしいですよね
ちょっと寒くなってきたかな、と感じるようになると、白菜のおいしい時期もやってきます。水分を多く含んだ白菜は、煮ても、漬けても、炒めても、それぞれ違ったおいしさを楽しむことができます。今回は、白菜のおいしい選び方・保存方法・下ごしらえを紹介します。
白菜の栄養
90%以上が水分の白菜は、冬には貴重なカリウムとビタミンCの供給源です。その他に、カロテン、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物繊維も含んでいます。ビタミンCとカリウムは水に溶けやすいので、鍋にスープなどにして食べれば、栄養素を余すことなく食べることができるので、おすすめです。また、ビタミンCは外葉に一番多く含まれているので、捨てずに!
よい白菜の選び方
葉の内側がこのように黄色になっています |
- まるまる一個選ぶときは、葉先まで固く巻いているものを選びます。また、ずっしりと重く、弾力があるものが良品です
- カット白菜を選ぶときは、切り口が白く、みずみずしいものを選びます。黒ずんでいるものは避けましょう
- カット白菜は断面が水平で、葉がつまっているものが新鮮です
- カット白菜は、外葉は緑、内葉は黄色いものを選びます
- カット白菜は、中心の芯の高さが1/3以下のものを選びます
白菜の保存方法
新聞紙できちんと包んで保存しましょう |
- まるまる一個の白菜は、新聞紙で包んで、冷暗所で立てて保存します。半月くらいもちます
- カット白菜や使った白菜は、ラップに包んで、冷蔵庫で保存します
- 株の根元にたての切り込みを入れると、白菜の成長を止めることができ、鮮度が落ちるのを抑えることができます