さやえんどうの種類と時期
えんどうにはさやえんどうと実えんどうがあり、実えんどうのうち、色が濃く、未熟な実を食べるものをグリーンピースと言います。
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実が感じられないほど薄いのが良いさやえんどうです。 |
絹さや: さやが5~6cmのうちに早採りするさやえんどうのことを総称して
絹さやと言います。旬は1~3月です。彩りとしてだけでなく、サッとゆでて、おひたしや和え物に、炒めて焼きそばの具や炒め物にしても、おいしいです。
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実が熟してもさやごと食べられるさやえんどうです |
スナップえんどう: スナックえんどうとも呼ばれ、肉厚なさやと大きくなり始めた実も一緒に食べられるさやえんどうです。元々はアメリカからの輸入品種で、日本でも人気となりました。加熱は短時間で、シャキッとした食感を活かすのがおすすめ。ゆでてサラダや軽く炒め物にして、甘さを引き出すのが、おいしく食べるコツです。
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ひとつのさやに4粒以上の豆が入っているのがよいグリーンピースです |
グリーンピース: さやの中の豆だけを食べる品種の総称で、
グリーンピースの名で親しまれています。旬は4~6月で、乾燥しやすく、豆の表皮が固くなりやすいので、買うときはさやごとがおすすめ。鹿児島が最大の産地です。
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根と豆は食べずに新芽だけを食べます |
豆苗: えんどう豆の若い芽を食べる
スプラウト(もやし)の一種。食物繊維、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれ、中でもカロテン含有量は群を抜きます。炒め物、おひたし、スープの具などにして食べるのがおすすめです。