アラフォー女性のメンタル不調と若い世代との違い

アラフォーのメンタル不調…改善のためにできることって?

アラフォーのメンタル不調…改善のためにできることって?

アラフォー女性が直面するのが、以前の記事でも解説しました「中年の危機」(ミッドライフ・クライシス)です。中年期に入ると、20代、30代に夢中になっていたこと、価値を置いていたことに意味を見出せなくなり、自分が目指すべき人生の目標を見失いがちになります。また、加齢による疲労、夫婦関係の変化、子どもの思春期、老親の心配、家計の問題、仕事における役割変化など、たくさんのストレスにも直面し、心の状態が不安定になりやすくなります。

私自身も30代から取り組んできたことが金銭的な事情で実現できず、自分が何を目標に生きていけばよいのか分からなくなったとき、「中年の危機」に直面しました。その時期には、抑うつ、不眠、食欲不振など、数々の不調を経験しましたが、メンタルクリニックに通って薬を飲み、まずは状態を落ち着かせました。

しかし不思議なもので、人間はどん底に陥ると思いがけないご縁がめぐってくるものです。そのときの出会いから新たな人生目標を見出し、再び前を向いて歩き始めることができました。おかげさまで、今はこの中年の危機の時期を乗り越え、とても元気に過ごせています。
 

メンタル不調と感じたら何科に行くべき? チェックすべきポイント

まずは自分の状態をぐるりと確認してみましょう。眠れない、ご飯が食べられない、ほぼ1日中憂うつ感が続き、気晴らしをする気もしない……。こうした深刻な症状がある場合は、精神科を受診して医師に状態を診てもらうことが大切です。自分では対処が難しいほど状態が悪いときには、薬の力を適切に借りた方が回復は早いです。

また、上記の症状の他にも、以前はしなかったミスをくり返したり、決断力や判断力が低下している場合は、うつ病などの可能性も考えられます。この場合もまずは精神科で診断を受けましょう。

メンタル不調を伴うことが多い更年期障害は、卵巣機能の低下する40代後半から生じるものですので、アラフォーの方はまだ心配しなくてよいでしょう。ただし、以前には見られなかった月経異常や、月経前・月経中の不調が強くなっている場合も、憂うつや疲労感が強くなりがちです。その場合は婦人科的な治療が必要になる場合がありますので、月経との関連が見られる場合は婦人科を受診して相談しましょう。
 

自分でできるメンタル回復7つの心得

以下に、私がおすすめしているメンタル回復のための7つの習慣をご紹介します。いずれも簡単にできるものばかりですので、ぜひ試してみてください。
 
  1. 不調を克服しようと、あれこれ手を出さない
  2. 「不調なのだから仕方がない」とあきらめる
  3. ゆっくり休んで、「ぼけー」と過ごす時間を作る
  4. やらねばならぬことは、生存のために必要なことのみすればよい
  5. 好きなことを優先的にやる
  6. 面白い、ステキと思うことは調べてみる、そうした場所には行ってみる
  7. 気が向いたら人と会い、とりとめなく無駄話をする

1~4は自分を疲れさせる義務感である「ねばならぬ」から、自分を解放させるための行動です。5~7は、自分がほんとうにやりたいこと、楽しいことを見つけて、再び元気になるための行動です。5~7については、頑張らない、無理をしないことが大切です。
 

40代は「生まれ変わる」年代! 不調を乗り越え、人生のよいターニングポイントに

40代は「生まれ変わり」の年代です。人生の前半(おおよそ30代まで)の人生目標が一段落し、新たな人生(40代から)の目標を見つけるターニングポイントです。したがって、この時期には価値観の変化に戸惑い、メンタルが不安定になりやすくなるものです。そんなときには、上の7つの習慣を実践して疲れを癒し、自分の心が楽しいと思えることを始めてみてください。
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