カブトムシのエサに! おすすめ昆虫ゼリー4つ
カブトムシにエサをあげるなら、ベストはやっぱり昆虫ゼリー。カブトムシの栄養バランスを考え、好きな風味で食べられるように開発された昆虫ゼリーは、果物と違って腐りにくいし、エサが容器に入っているので交換がしやすい。また、水分も程よく調整されているので、液だれして飼育ケース内が汚れるのを防いでくれるのだ。
今回は、昆虫ゼリーの成分や容量、交換時期についてと、おすすめの商品を4つ紹介する。
昆虫ゼリーの栄養成分・容量
材料や容量は商品によってさまざま。材料にはブドウ糖果糖液糖に加え、エネルギー源となるトレハロースや、生殖能力を高めるガラクトース、各種アミノ酸や高タンパク成分が入ったモノもある。
容量は16gや17gが一般的だが、30gや60gなど容量の大きいタイプも。ただし、カブトムシは個体によって味に好みがある。あまり大きいサイズを買ってしまうと、好みでないときに残してしまうので、まずは16g~18gでマッチングを確かめるのがポイントだ。
昆虫ゼリーの交換時期
ゼリーを食べきった場合や、時間が経って容器が汚れてきた場合は交換の時期。逆にゼリーがあまり減らなくなって場合は、味が好みでないケースと、寿命が近づいてきているケースなどがある。
重視したいのは、品質と価格のバランス
日本のカブトムシ(私たちがよく知るカブトムシ、つまりヤマトカブトムシのこと)を飼う際、エサゼリーはある程度の品質なことも大切だが、何よりもエサを切らさないことだ。とにかく昆虫ゼリーは結構な早さでなくなっていく。
そうなると、品質と価格のバランスが重要となってくる(一般的なカブトムシ飼育の場合。ブリーダーならまた話は別)。
それらも考えて、以下に、おすすめの昆虫ゼリーを紹介する。
1.初心者に最適「フジコン ワイドカップ フルーツの森」
カブトムシ飼育のビギナーにもおすすめの昆虫ゼリー。カブトムシが好む各種フルーツ風味で、材料にはブドウ糖果糖液糖やトレハロースを使用。少し栄養価に多少物足りなさはあるものの、何より一袋400円程度で50個ゼリーが入っているという、コストパフォーマンスの高さが魅力。2.手に入りやすいのが嬉しい「マルカン 昆虫ゼリーサムライ BIG48」
こちらもカブトムシが好む黒糖風味の昆虫ゼリー。材料に糖分、クエン酸、トレハロースなどが含まれており、カブトムシの食いもなかなかのもの。ホームセンターなどで扱っていることも多く、入手のしやすい一品だちなみに「昆虫ゼリーサムライ」を広口のカップに入れて、エサ台がひとつ付いた「マルカン サムライフラット55 F-22」もおすすめだ。
- 価格:718円+送料(編集部調べ)
- 内容量:55個
3.においが気になりづらい「マルカン 消臭バイオハイパーゼリー」
カブトムシを飼う場合、飼育ケース内のにおいが気になる方もいるかもしれない。そんな方におすすめしたいのが、この消臭バイオハイパーゼリー。材料には、糖分、動物性タンパク質、トレハロースなどを使用。加えて、ライラックのフレーバーを配合してあるので、飼育ケース内のにおいをうまく緩和してくれるのだ。にもかかわらず、カブトムシの食いも悪くないのがうれしい。16gで30個入り。
4.栄養も使いやすさも高評価「KBファーム プロゼリー」
多くのカブトムシのブリーダー達にも愛用されている昆虫ゼリー。
材料には天然果汁に加えて、アミノ酸、トレハロース、各種タンパク質と、とても栄養価が高い。産卵前のメスに与えるといいだろう。風味はバナナ味でカブトムシの食いがよく、水分も適度に調整されていて液だれもしにくい。広口タイプなのもポイントが高い。
値段も高いが、決して買って後悔のない一品だ。
エサ台があれば、上記の昆虫ゼリーと同じ成分のこちらのゼリーを検討してもいい。