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今回はこんな質問が届きました。
「マスクをしているときの化粧直しを教えてください。マスクをしていると、化粧が崩れます」
Q. マスクをしていると、化粧が崩れてしまいます。マスクをしていても化粧が崩れない方法と、崩れたときの化粧直しの方法が知りたいです(30代・会社員)
A. マスクしたときの化粧崩れは防げないから、ファンデーションをつけすぎないようにして
私も20年ぶりにインフルエンザにかかってしまい、ここ数日ずっとマスクをつけていました。だからよーくわかるんですけど、どぉんなに気をつけてもマスクをしているとメイクは絶対に崩れます。確実に落ちます!なぜ化粧が崩れるかっていうとマスクをしていると、自分の息で温められ、マスク内に水蒸気がたまり、鼻周り、口元、頬周辺を湿らせるから。しかもマスクをしていても食事のときなどマスクを取ったりはずしたりするでしょ。これでマスクの紐がこすれたりして、ちょっとしたことでファンデーションはヨレたり落ちやすくなります。
じゃあ崩れないためにはどうするかっていうと? シンプルなんだけど“つけ過ぎない”。結局これにつきるんです。つまりファンデーションの量をつけない、まずこれが解決策。風邪ひきさんだったりすると鼻をかんで赤くなるのがイヤで、コンシーラーなどをつけてメイクしてしまったりする人もいますが、これはNG。ここはあえてマスクする日はファンデーションを“つけ過ぎない”に撤しましょう。
化粧直しにはスポンジでマスクをヨレた部分をぼかすこと
じゃあヨレてしまったときは? 一番おすすめの化粧直しは、スポンジでぼかすこと。マスクをしているところと、していないところで、朝つけたファンデーションが温度も水分も違う環境のもと“違う状態”になっているの。マスクしていたところと、していないところ、その境目をスポンジでぼかします。小鼻、口の周り、頬などスポンジでメイクの崩れの凸凹を平らにしましょう。力を入れずに軽~くね。表面をならす感じ。そして化粧直しにはファンデーションやコンシーラーではなく、フェイスパウダーがおすすめです。ファンデほどしっかりつかないけど、自然になじんで肌がスッキリ見えますよ。スポンジでぼかしただけより、ファンデーションを重ねるより、そのほうが自然でキレイ。
マスクをするときは、化粧崩れ防止用の下地を仕込む
それともうひとつのポイントが、化粧下地。マスクしているとその部分が湿って崩れやすくなるので、春夏用の化粧崩れしづらいタイプの下地を仕込んでおくと効果的。ただし今の時期、顔全体につけるとさっぱりしすぎてしまうかもなので、例えば目周りはやめて、鼻から下だけ使うとか、部分的に使い分けてみるのがおすすめ。試してみてくださいね。マスクをしているときこそリップパックを!
ちなみに。マスクをしてるときって口元が湿ってるわけです。つまりこれパックに最適タイムなわけです。逆発想で口紅ではなく、唇に美容液をつけておけばいいのでは? と思いリップクリームより格段に効果のあるリップ美容液を私、つけてみました。これが大正解! リップケアアイテムをつけてマスクをしておけば、マスクの“蒸し効果”で知らない間にしっとり潤いのある唇になれてます。昨年、秋~冬にかけて目元、口元などパーツケアアイテムがたくさん出て買いました!って方も多いと思うのですが、マスクタイムを有効活用してキレイになるっていうのもアリ。”守る”だけじゃなく”攻め”のケアにマスクも上手に使っちゃいましょう!
山本浩未さんおすすめアイテム
自然になじむパウダーで肌を明るくパッケージが選べる資生堂のパウダー。フェイスパウダーに鏡とスポンジが内臓。いろいろなアーティストの方がパッケージをデザインしてお好みが選べる。ギャラリーコンパクト。パウダーは1種類。ふんわりした肌なじみのよいパフ付きで肌の明るさが出てメイク直しには最適。ギャラリーコンパクト プレストパウダー(数量限定)/資生堂
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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