正しいコットンの使い方！化粧水の効果を格上げ

化粧水はコットンを使ったほうがいいの？

化粧水をつけるとき、コットンを使っていますか？化粧水のテクスチャーによって、コットンを使うか、それとも手で直接つけるのかを使い分けるのがおすすめです！
水のようにサラっとしたタイプの化粧水の場合、手でつけるよりもコットンを使ったほうが均一に肌になじむという実験結果があります。ただ、とろみタイプ化粧水の場合は、コットンに吸われてしまい、肌移りが悪い場合もあるので要注意です。

サラッとタイプの化粧水はコットンで、とろみタイプの化粧水は手で、というように化粧水のとろみ具合によって使い分けることをおすすめします。
 

コットンの基本的な使い方

1. コットンに化粧水をたっぷりと含ませます（使用するコットンは1枚でOK！）。
2. コットンを中指と薬指に乗せ、両端を人差し指と小指で挟むように持ちます。 3. 肌の上を滑らせるようにコットンを顔全体になじませます。 1. 頬を顔の中心から外側に向かって。片頬が終わったら逆側も。
2. 額も顔の中心から外側に向かって。生え際までしっかりと。
3. 目周りに優しくなじませます。眉毛の下の皮膚も忘れずに！
4. 鼻筋から小鼻回りまで丁寧に。鼻柱（鼻の穴と穴の間）は塗り忘れやすいので気を付けて！
5. あごからフェイスラインを引き上げるように。あご裏から首にかけて、また耳の裏～うなじにかけてもなじませましょう。

4. 顔全体をやさしくパッティングします。
 

コットンで化粧水をつけるときの注意点

化粧水を肌全体に行き渡らせるのに効果的なコットンですが、使い方を間違えてしまうと肌を傷めてしまうことも。使うときは以下のポイントに注意しましょう。

・化粧水はたっぷり使う。
量が少ないと、コットンの摩擦が肌への刺激となってしまいます。目安は500円玉硬貨大といわれますが、コットンの裏側までしっかり湿るくらいたっぷりと使いましょう。

・パッティングするときは強くたたかない。
パッティングというとたたくイメージがあるかもしれませんが、肌への刺激となるのでやめてください。パッティングするときは、コットンを使って肌に空気を送るようなイメージでふんわり、優しくしてください。
 

コットンパックの落とし穴

化粧水をつけ終わったコットンをそのまま肌にのせてコットンパック！なんてしていませんか？実はそれはNG！水は、水分の多いほうから少ないほうへと移動する性質があります。そのため、お手入れ後の水分が少ないコットンをうるおった状態の顔にのせてしまうと顔の水分がコットンに移動してしまいます。コットンパックをするときは、新しいコットンにたっぷりと化粧水を含ませたものを肌に乗せましょう。

ただ、コットンパックを正しくするとなると、意外と化粧水をたくさん使わないといけない、またコットンを顔に丁寧に敷き詰めるのが結構めんどくさかったりしますよね。最近はお手頃価格で全顔用シートマスクが売られているので、わざわざ自分でコットンパックしなくても、シートマスクを使ったほうがお手軽＆簡単にケアできるのでは……なんて個人的に思っています。
 

使い終わったコットンは？

パッティングが終わったコットンは捨てるしかないの？ なんだかもったいない気もしますよね。私は「ボディのプレ保湿」に活用しています。顔のお手入れを終えて少し水分が残っているコットンを、前腕の外側（手～肘までの手の甲側）とすねにササっとなじませます。身体の中でもこの2か所は特に乾燥しやすい部位なので、ボディクリームを塗る前に少し水分を与えてあげるとクリームのなじみが断然よくなります。

 

おすすめコットン3選！

＼お手入れの質をグっと格上げ！技あり２WAYコットン／
コットンでお手入れすると、「お手入れしている～」という心地よいうっとり感がありますよね。そんな情緒の変化は美肌効果をグッとあげてくれると私は考えています。
お手入れの心地よさを芯から味わえるのが、極上タッチのイグニス コットン。 表はふんわりやわらかく、裏はプレスされているのでスムース。ふんわりやわらかな面は化粧水の吸収も、肌へのリリースもよく、とろみタイプの化粧水でもしっかりと肌へうるおいを与えることができる優秀品。乳液をコットンで塗布したいときにもおすすめです。
一方、スムースなプレス面は毛羽立ちにくく、しっかりパッティングしたいときやふき取りタイプの化粧水を使うときにピッタリ！
どちらの面もとてもとにかく肌触りがよく、いつもの化粧水でもコットンを変えただけで、お手入れの質がグッと上がったような気がします。

■DATA
コットン／イグニス
価格：480円（税抜）
80枚入


＼コスパ×品質のグッドバランス／
コットンは毎日使う消耗品。品質がよく、お手頃価格なものが一番いいですよね！ コスパと品質のバランスからおすすめしたいのはコーセー デイリープレミアムコットン。
適度な大きさと繊維が密につづられながらも柔らかさのあるコットンは、化粧水をたっぷりふくんで肌へしっかりとリリース、パッティングしても毛羽立ちにくい優秀なもの。コットン選びに悩んでいる方は、一度お試しください！
 
■DATA
デイリープレミアム コットン／コーセー
価格：360円（税抜、編集部調べ）
132枚入


＼使い勝手バツグン！とにかく大判コットン／
 大判のコットンは広い面でお手入れができるため時短効果も。なかでもとにかく大判なものが無印良品の生成りカットコットン・大判タイプ。

その大きさ、なんと約9cm×約7cm。一般的なコットンは6cm×7cm程度のものが多いので、その面積は約1.5倍！ささっとお手入れを終わらせたいときは、迷わずこのコットンを使います。
化粧水ではないのですが、ネイルカラーをオフするときにもおすすめのコットンなのです。四つ折りにすると、除光液をたっぷり含ませても垂れ落ちてきません！しかも、キレイな面がいくつもあるのでこのコットン1枚で片手分のネイルをキレイに落とすことができるんです。

■DATA
生成りカットコットン・大判タイプ／無印良品
価格：490円（税込）
135枚入
 

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